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戦争について

最近太平洋戦争について興味を持ちました。 戦争について詳しい人並みに詳しくなりたいのですが、まずどこから始めてよいのかわかりません。 どこから始めたらよいでしょうか? また、ユーキャンの太平洋戦争記録というようなDVDは、知識をつけるには良いものでしょうか? まずどこから始めるべきかわからないため質問がぐちゃぐちゃでわかりづらい部分もあるかと思いますが、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • harumxmx
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.6

とりあえず比較的読みやすくあの戦争を広い視野で捉えたヘレンミアーズの「アメリカの鏡・日本」をオススメします。 非常に容量良くまとめられて良いですよ。 あの戦争を簡潔に知りたい方にオススメの一冊です。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.5

 とても意味の深い質問ですね。僕は戦後生まれの人間です。けれど幼い時のかすかな記憶として都心の街角で傷痍軍人と呼ばれる方々の姿を見た記憶があります。ドラマに登場する颯爽とした軍人などではなく負傷したままの痛々しい姿で寂しげに俯いている表情が時として蘇ってくることもあります。  毎年八月になると新聞やテレビでは終戦にまつわる特集が組まれます。でも僕は一括りで戦争を語ることは出来ないと思う。一人一人にとっての戦争の実像が異なるからです。敗戦後、南方戦線や中国、朝鮮半島、そしてシベリアから命からがらの逃避行で帰国した人もいれば、日本の国内で命を落とした非戦闘員の方々もいます。  その方々は一様に重い口を中々開いていただけない。なぜなら同じ戦場にいて僅かな距離しか離れていなかったにも拘わらず一方は不本意ながらこの世に別れを告げ、それを目の当たりにした自らが生きながらえている理不尽さに苦悩し、そうした光景を口にすることに躊躇いを感じてしまうから。  書物としては様々な切り口で「あの戦争をどう評価するか」等が議論されていますが、ANo.4の方が紹介されている戸部良一氏の『「失敗の本質 日本軍の組織論的研究』は一読に値すると僕も思います。また映像化された作品として山本薩夫監督による『人間の条件』『戦争と人間』劇団四季による『昭和の三部作-李香蘭・異国の丘・南十字星』なども一度ご覧になっては如何でしょうか。  ただ僕は個人の戦争記憶が積み重なることで「あの戦争をどう評価するか」との問題に対する免罪符とされてしまうような風潮には背筋の凍る思いをすることもあります。個人の記憶に留まらずそこから何を学び取るかは僕たちの世代に託された宿題として正面から向き合うことが必要と考え、ドイツがポーランドと共同で歴史の教科書を作ったように、日本でも近現代史に関してアメリカ、極東の朝鮮半島や中国そしてインドシナ半島や東南アジア諸国などで共同して歴史を綴ることも必要な時期に来ているとも考えてしまいます。  とりとめのない文章で読みづらくなって恐縮です。

rookful
質問者

補足

こんにちは、回答ありがとうございます! 傷痍軍人という言葉を初めて知りました。1つ知識が増えて嬉しいです。 戦争は1人ではできないですよね、その点で戦争に関わった人の数だけ その視点があるということも改めて知りました。 戦争経験者の方が口を開いてくれないことは、とても残念です。 経験者の話したくない気持ちがわからない、ということはありませんが、 わかる、とも私には言えません。戦争を経験していない平和ボケしている私ですから。 書籍もDVDも紹介してくださってありがとうございます! お二方が紹介してくださっている「失敗の本質~」は特に読んでみようか、と今思っています。 わかりやすかったです、全然読みづらくありません!本当にありがとうございます!! あとわからないことがあったのですが、個人の戦争記憶が積み重なることで「あの戦争をどう評価するか」との問題に対する免罪符とされてしまうような風潮とはどういうことでしょうか?理解能力がなくてすみません(>*<)

noname#159190
noname#159190
回答No.4

一番良いのは兵隊か下士官で戦地に出られた人に話を聞くのが良いと思いますが、私は以下の本をオススメします。 「失敗の本質 日本軍の組織論的研究(戸部良一他)」 「空気の研究 (山本七平)」 「戦藻録 (宇垣纏)」 また、ちょっと古いのですが、「ドキュメント太平洋戦争」(NHK)も非常に出来が良いものと思います。 戸部良一は歴史学者であり、他にも社会学者を交えて極めて中立的な視点から太平洋戦争における日本軍の行動、組織論について評価しています。 山本七平は…まあなんと申しますか、良い本だとは思います。戦時中ルソン島へ将校として出られた人です。 宇垣纏は連合艦隊(日本海軍の戦闘艦艇の集合体の事)参謀長(作戦を立てる人のボス)で、実際の戦いの立案をした人です。 質問者様がどのような意図で太平洋戦争を学ばれるのかは分りませんが、貴重な教訓として今後の人生や参政に活かしたいなら「失敗」に向き合う学び方をするのが良いかと思います。 所謂日本の戦争目的は正しかったとか、正しくなかったとかいう議論はほとんど意味を為しません。 そういったものは当時の状況と戦争の経緯を見たうえでご自分で判断されるべきものと思います。 小林よしのりなどのマンガは見て痛快ですが、物事を単純に捉えすぎており、また漫画的表現による過剰な印象の操作があります。(現実の問題は単純なものではありませんし、単一の目的に従って行われるものではありません。) 最近こういった分野の漫画や戦争映画は、非常に良くできたカッコいいものがあるのですが、実際に戦地に行った人の体験談や統計などに基づいた資料から眺める戦争というものは誠に悲惨なものです。 出来る限りちゃんとした資料に基づく評論や、実際に戦争を遂行した人間の体験記を読むことをお勧めします。

rookful
質問者

補足

詳しいご回答ありがとうございます! 色々紹介してくださって、文献や映像収集能力もない私には非常に助かります。 太平洋戦争を学びたい経緯は沖縄への修学旅行や元々興味があった等色々あります。 でも、戦争が正しかったのか気になることはありますが、その正誤についてはあまり気にしません。 下の方の補足に書いたように、太平洋戦争の中でも 特に沖縄戦、原爆、特攻隊などに興味を持っています。 それについて深く知りたいのと同時に、 断片的でなく戦争自体が起っているときの一連の流れを知れば もっと興味があるものが出てくると思いました。 自分では文献やDVDなど探すには限界があるのですが、戦争に詳しい人はどうやって情報収集しているのでしょうか・・・(>д<)

  • under12
  • ベストアンサー率12% (202/1670)
回答No.3

そもそも戦争とは何なのか? 戦略や戦術とは何なのか?  これらに対して、正しい答えを導き出せる者は、現代日本には殆どいない。 歴史研鑽というのは多方面からの文献を必要とする。だからこそ、これだけ読めば なんて物は存在しない。日本の文献は日本サイドでしょうし、中国ならば中国サイドで しょう。これは仕方がない事なのだ。 結局、戦争そのものに対しては有史以来、幾度となく行われてきた。過去の経緯を学び、 現状把握をしっかり行った上で今後どうするべきなのか、それが歴史学の本義でしょう。 個人的な意見を申し上げれば、先の大戦を学ぶためには、1890年代までさかのぼって 文献を揃えなければならない。健闘を祈ります。Wikiもすぐに読めるでしょう。 目を通しておく事を奨めます。

rookful
質問者

補足

ご回答ありがとうございます! そうですね、自分の国で出版するものは自国寄りで、多方面から見た文献なんて書けませんよね。 1890年代ですと日清戦争あたりからでしょうか…! 自分で集めるとなると相当の根気と資金が必要なようなので、他の方がおっしゃってくださったように図書館を利用してみたいと思います。 18の女が沖縄戦、特攻隊、原爆などに興味を持つのは変でしょうか?

  • tande
  • ベストアンサー率12% (22/179)
回答No.2

最寄の図書館にでも行って、適当に本なりビデオなりを借りてくればいいんじゃないですかね。 太平洋洋戦争の何を知りたいのかは存じませんが、質問者さんの知りたい事はそれで事足りてしまうようになんとなく思えます。 太平洋戦争の知識なんか身に付けた所で世の中の役に立つ事は少ないですし、何か得になる事もまず無いと思われますので気楽にやればいいと思います。

rookful
質問者

補足

素早いご回答ありがとうございます。 やはり図書館が最善ですかね。 確かに役に立つことはないかもしれません。 でも、断片的に知るよりは太平洋戦争が起きた経緯を知ったほうがよいのかと思いました。その中でも興味があるのが沖縄戦や原爆、特攻隊などで、特に詳しく知りたいのです。 あと、何故靖国が批判されるのかも右翼と左翼についても曖昧ですし、わからないことだらけです。 ネットに書いてあることも信じて良いのかわかりません(>0<)

  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6342)
回答No.1

小林よしのり氏の書いた「戦争論」という漫画本があります。 小林氏の漫画の特徴はセリフが長いので漫画にしては読みごたえがあります。普通の漫画の三倍くらい時間がかかります。 あれは面白くてよくわかります。日本側からの視点で書いてありますが、日本人なら日本人の視点で読んで当然だと思います。 概略で良いのでしたらウィキペディアでは下記の通りです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%88%A6%E4%BA%89

rookful
質問者

補足

迅速なご回答ありがとうございます! そして「戦争論」紹介してくださってありがとうございます! 漫画形式ということも初心者にはとっつきやすそうで嬉しいです。 このように文献や映像について無知なため、非常に助かります。 今度は文献についてなど質問するかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします(>ω<)

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