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「は」について
今日、彼に「こんにちは」の「は」は、「わ」だよ。 だいたい「わ」って読むじゃないか。 馬鹿じゃないの?と言われました。 私は絶対に「は」だと思うのですが、「わ」と言うのに何で「は」なんだ。 「その理由は?」と聞かれ、答えられませんでした。 あんまり悔しかったので辞書で調べてみたのですが、やはり「は」です。 しかし、なぜ「は」なのかについては書かれていませんでした。 どなたか解る方いらっしゃいましたら教えてください。 お願いします。
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> 「わ」と言うのに何で「は」なんだ。「その理由は?」と聞かれ… #1さんの言われるとおりでよいのですが、これだけでは彼を説得するには、ちょっと心細そうですね。「今日wa、いい天気ですね」のwaがなぜ「は」なのでしょう。 つい五十余年前までの日本語は、仮名をすべて発音どおりに表記したわけではありません。たとえば、「はひふへほ」は「ha、hi、fu、he、ho」とも、「wa、i、u、e、o」とも読みました。また、「i」は「い」「ひ」「ゐ」、「e」は「え」「へ」「ゑ」とそれぞれ3とおりの表記がありました。 戦時中までに国語教育を受けた人は、これらを使い分けていたのですが、あまりにも煩雑すぎるので、『現代かなづかい』(昭和21年内閣告示第33号)、および『現代仮名遣い』(昭和61年内閣告示第1号) が定められました。これらの原則は、発音どおりに表記するということですが、いくつか例外が規定されました。以下原文のまま引用します。 ――――――――――――――――――――― 第二 特定の語については、表記の慣習を尊重して、次のように書く。 2 助詞の「は」は、「は」と書く。 例 今日は日曜です 山では雪が降りました あるいは または もしくは いずれは さては ついては ではさようなら とはいえ 惜しむらくは 恐らくは 願わくは これはこれは こんにちは こんばんは 悪天候もものかは 〈注意〉次のようなものは、この例にあたらないものとする。 いまわの際 すわ一大事 雨も降るわ風も吹くわ 来るわ来るわ きれいだわ 3 助詞の「へ」は、「へ」と書く。 例 故郷へ帰る …さんへ 母への頼り 駅へは数分 ――――――――――――――――――――― 平安時代までは、「わ」と書くwaと「は」と書くwaの発音はそれぞれ違ったようです。中世以降は発音の区別がなくなりましたが、表記は分けられていました。そういった歴史的経緯が、「は」「へ」と「を」にのみ遺されたのです。
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- otake2002
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こんばんは、おもしろいですね(^・^) (面白がっちゃいけない!) 「僕わ学校えいきます。」 と書くか聞いてみましょう。 けんかしないようにネ(^_-)-☆
お礼
アドバイスありがとうございました。 実は似たようなことを既に聞いています。 堂々巡りでした…。 あれで文系なのが不思議です。 私が文系ではないので馬鹿にしているのでしょうか? 何だか悔しさだけが残ります。
- flaquitaT
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No.1の方のおっしゃる通りです。 と、これでは出てきた意味がないので、以下のサイトを参考にしてください。 「こんにちわ撲滅委員会」
お礼
アドバイスありがとうございました。
あいさつというのもともと長い言葉が縮まって定着したものです。 「こんにちは」=「今日は」というのは、「今日は、いい天気ですね」「今日は、ごきげんいかがですか?」等の略なのです。 だから、「わ」じゃなく「は」なのです。
お礼
なるほど。 勉強になりました。 回答ありがとうございました。
お礼
日常生活の中で当たり前のように使っていた日本語は、時代と共に変化し続けているのですね。 回答ありがとうございました。