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雑草の若草のC/N比は?

道端に生えている雑草についてですが、(単子葉植物がおおかたで、成長しても20~30センチ程度のものです。当地は四国、徳島県です) 一般に雑草類はC/N比30程度との例がありますが、(いろいろ種類によって違いはあるとは思いますが)これらは成長しきったもののデータではないか?と疑問があります。 花や種ができる前の成長途上のもの(雑草は種ができる前に刈り取るのが普通なので)のC/N比は、かなり違うものなのでしょうか? 菜園に利用する上で、知りたいことなのですが、どなたかよろしくお願いします。

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  • chy_farm
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回答No.1

C/N比で比較したことはありませんが、糖を炭素に関連づけて、推測することは可能と考え、わたくしが測定収集した過去のデータを紹介します。 禾本科のスズメノテッポウの成長途中の草体の糖度、成長した草体の糖度、及び、キク科ヨモギの成長途中の草体の糖度、成長した草体の糖度を比較したことがあります。 スズメノテッポウの成長途中の草体の糖度:1.2程度。 スズメノテッポウの成長した草体の糖度:1.7程度。 キク科ヨモギの成長途中の草体の糖度:1.5程度。 キク科ヨモギの成長した草体の糖度:2.2程度。 でした。 この値から推測しますと、「単子葉植物がおおかたで、成長しても20~30センチ程度のもの」では、品種によってはC/N比が大きく変化しないものがあるようです。 草体の小さいモノと、大きいもののC/N比は、数%の違いと考えられますが、いかがでしょうか。 注意が必要なのは、キク科ヨモギなどの草体です。こちらはより大きくC/N比が変化していますので、窒素飢餓を招来しないようにより注意が必要です。 尚、菜園に利用するときには、C/N比がかなり高い、成熟したチガヤ、ススキなどの禾本科を堆肥原料に利用された方が堆肥としての効力に持続性があり、効果/労力比を考えると、これらの方がお得ではあります。

tamaki1954
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なかなか得られない貴重なデータをお教え下さいまして、感謝します。 単子葉雑草の場合、そんなに気にしなくてよいようで、大変勉強になりました。 また、ヨモギなどは成熟すると高炭素率になるのですね。参考になります。 このあたりでも、昔から慣習的にススキを利用する(している人に訊ねても理由を知らない)のですが、その理由がわかったようで、意外な収穫でした。 ありがとうございました。

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