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C/N比って?
ここで、C/N比について書かれています。 http://lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/index.php?%A3%C3%A1%BF%A3%CE%C8%E6%A1%CA%C3%BA%C1%C7%CE%A8%A1%CB 炭素と窒素の比率で、その割合によっては土壌に窒素飢餓が起こったりすることがある、ということだと思っています。 そうすると、ボカシ肥料などを作ったときに、元々の肥料に対して窒素の割合が変化することもあるのでは、と思いました。 そんなことはないのでしょうか。よろしくお願いします。
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ボカシに限らず、発酵などの途中でC/N比は変化する のが 普通です。 微生物が働いて反応が起こるのですから、餌になるエネルギーが必要ですし、必要な栄養分がなければ反応が進みません。 エネルギーを出すために有機物を分解したりしますから、その際に二酸化炭素が発生したりして、その分だけ炭素(C)が減ることになります。 また、窒素(N)が多い材料を使った場合などには、アンモニア態窒素が沢山出来て、それがアンモニアガスになって窒素が減る、なんてことも起ります。
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- M-son
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堆肥製造時で問題にするC/N比とは、分解のしやすさを表す指標ととらえたほうがいいと思います。 C/N比の低いもの(鶏糞、豚糞、牛糞)は動物の生の排泄物であり、土に混ぜることで1週間程度で分解します。またC/N比の高いもの(イナワラ、モミガラ、落ち葉)は植物の残渣であり、分解には半年~数年を要します。 そして、なぜC/N比を問題にするかというと、低いものは分解しやすい=雑菌が繁殖し腐敗しやすいため、病気の発生源となる危険性が高まります。逆にC/N比の高いものは分解しにくい=そのままでは微生物が活動できず、活動エネルギーとして肥料の窒素を取り込んで分解を行います。そのため、植物に与えた肥料分が不足する可能性が出てきます。 C/N比が適当な堆肥は、肥料成分と微生物の活動状態がある程度安定した状態なので、物理性、化学性、生物性のバランスがとれており、植物に良い影響を与えると予想できます。 概要の説明としては、こんなところだと思います。
お礼
不勉強なまま解釈させていただくので間違いなどあるかもしれませんが、ご回答の概要を踏まえて、堆肥をボカシにするときには、細菌が活動するために窒素を取り込むので、もともとの堆肥の窒素成分よりは低くなってしまう、ということでしょうか。 実は今、葉肥になればと、油かすを中心にしたボカシ肥料を作っています。油かすを中心に、米ぬか・鶏糞・山の土を混ぜたのですが、C/N比について考えると、自分の思っていたような肥料成分ではなくなるのでは、と思ったのです。 あまり細かいことまでは気にすべきではないのかもしれませんが、誤解したままボカシづくりをするのも詮無い話です。油かすは、他の肥料より少し高いですし(苦笑) ご回答、ありがとうございました。
お礼
実は今、窒素を重点的に考えて、油かすを中心に、米ぬかと鶏糞と山土を混ぜたボカシを作っています。しかしそうすると、意図していたような窒素比率の高いボカシ肥料ではなくなる可能性もある、ということでしょうか。 アンモニア態窒素がガスになって抜けていく……どれくらい抜けるのか気になります。 ご回答、ありがとうございました。