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成年後見制度の取得の仕方
この制度を弁護士に依頼した場合の、費用はどのくらいですか? この制度の依頼してからの流れなど優しく、教えてください。 親が認知症で、困ってます。よろしくです。
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任意後見と法定後見が違いますので、まずこれを区分して考えられると良いですよ。 1 任意後見 「うちのばあちゃんがボケ始めてるので、後見人になってくれ」と直接第三者に依頼します。 後見人は弁護士でなくても、誰でも良いです。なにも資格を持ってない隣のおじさんでもいいです。 本人がボケてることによって不利益を得ないように代理人としての法律行為をすることができればよいのです。 この任意後見は、相手に報酬を払いますので「相手の提示した額」が報酬になります。タバコ代をもらえればいいよ」といわれ、一万円で終わるとなりのおっさんでもいいですし、何十万と請求をする弁護士を選んでも良いです。 2 法定後見 「ばあちゃんがボケ始めてるので、後見人を選んでくれ」と家庭裁判所に依頼します。 家庭裁判所では「ほんじゃ、この人に」と選んでくれます。 選ばれるのは、弁護士、司法書士、税理士、社会保険福祉士など家庭裁判所の名簿に載ってる者です。 裁判所が報酬額を決めます。 1でも2でも「後見人の決定」までの手続きをする費用と、その後後見人に対して支払う報酬は別です。 法定後見人への報酬は裁判所が決定しますが、それ以外は「当時者の同意」で決まります。 裁判所が決定する法定後見人報酬額は「資産額が基礎になってる」らしいです。 基本的に資産管理が仕事になりますので、大資産家の法定後見人をすると「こんなに貰っていいのか?」という額が決定されると聞いてます。 任意後見の場合は、裁判所の決める報酬よりも低い報酬で依頼できるかもしれません。 後見人になる方との話合いで決まるという「回答になってない回答」で申し訳ありません。 2,3人の司法書士に尋ねてみるとよいと思います。 個人的意見ですが、弁護士さんよりは安いと思います。 また最終的に資産相続の問題が出るようなら税理士に依頼するのも手です。 司法書士は税理士業務ができませんので、相続税申告の依頼を別にしないとなりません。 両方ともできるのが弁護士ですが、フットワークの良いイメージがありません。 フットワークの軽い税理士を選べると一番よいでしょうね。 資産管理、税金の問題、相続の問題などは彼らの得意分野です。 蛇足 法定後見人の選任届けを家庭裁判所に出しますが、その手続きを代理した弁護士、司法書士が法定後見人になるわけではありません。 「この人に後見人をしてもらいたい」と思うなら、任意後見人として選びます。
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- numakappa
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下記のサイトに詳しく書かれています。 http://www.kobeseaside-lawoffice.com/seinen/index.html
お礼
着手金とか成功報酬など専門用語でしょうか。 簡単に幾らって、でないんですね。 たいへん参考になりました、有難うございました。