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英語について
都立高校2年生のものです。偏差値55の高校です。自分の偏差値は、進研模試で54付近でした。 学校教授の方、もしくは塾講師の方、非常に長い文章ですが、お忙しい中でも一目を通していただけたら幸いです。 志望校は、偏差値60近い大学。工学部の電子情報工学科をめざしています。 志望校の受験科目は、数学III・Cまでの履修、化学・物理ともにI・IIの履修そして外国語を必要とするものでした。 数学と英語は偏差値が上がりにくい教科と考えて、4月から数学、6月から英語を1日3時間ほど勉強しておりました。 そのため、夏休みは日曜日以外全日練の部活を怪我のために諦め辞めた分、この夏休みで、できるものはやろうと思いました。 そして勉強してつくづく思うのですが、どうしてか全く英語ができません。 7月にあった模試も、まだ答案は返ってきてはいませんが、英語は全然分からない最悪の出来でした。 参考書は 単語は熟語も共に載っている塾の問題集を使っています。1ヶ月1度程度ですが、付録のCDを使っています。 FORESTを使っています。トクトレ(問題集)と、テキストの二つを併用しています。 長文は、英語長文ハイパートレーニングを使っています。 ここで不安なのは、 1、1度やった単語(又は熟語)を忘れることがあります。 2、単語はイメージで覚えようとしていますが、たとえば[express]は、「表現する」「急行」という意味が ありますが、統一したイメージを持つことが出来ず、暗記という形になってしまうことがあります。 3、熟語を覚えていても、長文や英文をの中に出てきたとき、意味がすぐに出てこなかったり、違う意 味でとらえてしまうことがあります。 4、しらない単語や熟語が出てきたらすぐに英文が分からなくなってしまいます。 5、英文法は、覚えるのに非常に時間がかかり、忘れることは少なくても、正確に理解していることが 少ないために、テキストをノートにまとめても、トクトレの問題では全く正解していないことがありま す。 6、長文を読むのが非常に遅いです。 7、音読は長文を勉強するときにやっていますが、発音がわからず、いつも同じところでつまづいてし まいます。 以上の7つあります。 これを改善する方法として、どのような勉強法があるでしょうか。 ちなみに、夏休みに入って明日から勉強は1日7.8時間やろうとおもっています。 そのうち、数学は2時間、英語は3時間、理科は基本的理解に重点を置き、2時間やろうと思っています。 国公立なので、文型科目も必要ですが、計算が多い科目の中に、気分転換的な漢字で1時間国語をやりたいと思っています。(読書が代表です。)
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高校で英語を教えている者です。 やる気があって、希望の進路を達成したいという真剣な気持ちが伝わってきますし、投稿に対するお礼もしっかりしている方のようですので、私なりのアドバイスを書かせていただきます。 まず、最初に伝えたいことが2つあります。ひとつは、1度だけ勉強したことは忘れて当然だということです。エビングハウスの記憶保持曲線[忘却曲線]をご存知ですよね? この人は自分自身を実験台にして自分の記憶保持力を調べましたが、大学教授ほどのインテリジェンスを持つ人であってもあれだけ忘れるものなのです。私自身、英語を教えていますが、新しい単語なんてそう簡単に記憶に定着するものではありません。忘れないようにするためには、覚えるべきことを、タイミングよく、それも繰り返し目に触れるようにしておくことが大切なのです。 もうひとつは、質問者は英語に対して苦手意識を持ちつつあるようですが、英語という教科は、たとえ時間がかかっても勉強次第で着実に力のついてくる教科であり、本当に努力がものをいう教科であるということです。私の見てきた人の中にも、もともと理系だったけれども、勉強しているうちに英語の力がつき、英語の先生になったという人がけっこういます。また、よく言われるように、偏差値が60くらいある教科を70くらいに伸ばすよりは、偏差値30の教科を50くらいまで伸ばす方が楽ですし、まだ2年生なのであれば、努力次第でまだまだ伸びるはずです。自分を信じて、本気でがんばって欲しいと思います。ただ、あくまで自分の得意科目の力を磨くことを第一に考えてください。苦手科目は、自分の総合点の足を大きく引っ張らないレベル、つまりだいたい平均レベルまでもっていけばいいのです。 以下に、具体的な勉強法を述べます。 1. いくつかの進学校の実践を見ると、「暗唱例文」の実践が生徒の成績を伸ばしていますし、これは、私自身、外国語の学習において非常に有効な勉強法だと思っています。 できれば、数研出版株式会社の「デュアルスコープ総合英語」をご用意ください。この参考書は、「暗唱例文集」という冊子もついていますし、解説が非常に役立ちます。たとえば、2つの紛らわしい表現may well~(~するのももっともだ) とmay as well~(~してもよいだろう)について、意味だけでなく、それぞれの表現がなぜそういう意味になるのかまで書かれていて、学習者に対する配慮が行き届いているのです。 この参考書の「暗唱例文」を、暗唱できるようにしていきましょう。できれば、書けるようにしてしまいましょう。日本語訳を見れば、その英文を書けるようにしてしまうのです。全部で554文ありますが、これらをスラスラ書けるようにすると、高校英語の文法が頭に入り、英文の構造がわかるようになるので、英文が理解しやすくなり、英作文にも応用がきくようになります。 気をつけて欲しいのは、自分のペースを超えた無理をしないこと。無理につめこもうとすると、いやになってしまい、せっかくのやる気を台無しにしてしまうばかりか、かけた時間が無駄になってしまいます。しかし勉強しているうちに訓練がなされ、しだいに記憶できる文の数が増えていきます。疲れたなと感じた時期には、週に1度くらい頭を休める日を作るのも、スランプを避ける良い方法の一つです。 また、付属のCDを聞きながら練習して下さい。耳から入ってきた音をダイレクトに右脳に刻み込んでしまうというのが、語学の上達の秘訣の一つなのです。 それから、冒頭の繰り返しますが、1回覚えてもあとで忘れるからといって、「自分はダメだ」なんていう暗示を絶対に自分にかけないようにして下さい。そうではなく、繰り返すのです。面倒でも繰り返すのです。この「面倒な繰り返し」という試練に果敢に取り組むかどうかが、外国語学習の女神が報酬を与えてくれるかどうかの分かれ道になるのですよ。また、どうしても覚えにくいものはいつも目につく(または耳に入る)ように工夫することです。机の上にメモをいつも置いておいたり、朝晩歯を磨きながら見えるようにしておくとか、塾へ行く時にMP3プレーヤーで繰り返し聞くようにするなど、自分なりの工夫をしてみましょう。 2. 単語・熟語の暗記も、繰り返すことが大切ですが、覚える際は、例文の中でイメージ化して覚えるようにすることです。市販されている単語帳はどれも似たようなものですが、できるだけ例文が簡潔で、例文の中で覚えやすいような工夫がなされているものを選ぶとよいでしょう。これも付属のCDを必ず活用してください。 また、英語の単語には構成要素があり、接頭辞や接尾辞を含めてこれらの構成要素をもとに記憶していくと忘れにくくなります。たとえば、”cess”というのは「行程」を表すので、accessは「~への行程」から「近づく道」、successは「続いての行程」から「成功」、recessは「行程から退くこと」から「休憩」、processは「前への行程」から「過程」、excessは「外への行程」から「超過」など。研究社の英和辞典「ルミナス」には随所にこのような単語の記憶を助ける記事が見られ、参考になると思います。 3. 長文を読むスピードは、上記2つの項目を徹底的に学習すればかなり向上しますが、論説文形式の場合、一つ一つの段落の主題文がどれであるのかを正確にとらえることを意識してください。その段落の主題文は、最初の文なのか、最後の文なのか、途中にあるのか、最初と最後にあるのか。英文の場合、いちばん多いのが段落の最初の文が主題文であるパターンです。段落の主題文以外は、基本的に主題文をサポートする支持文です。それぞれの段落の主題文を把握できれば、筆者の言いたいことを理解でき、設問に対する答えも導きやすくなります。 4. 発音について。質問者は、「発音記号」を意識していますか? 単語を覚えるときにこの「発音記号」を意識しなければ、いつまでたっても発音の足かせから逃れることはできません。たいていの学習用英和辞典の巻末には、一つ一つの発音記号の読み方が載っています。単語を覚えるときには、その発音記号を見て、正確にはどう発音されるのか、辞書の巻末で確認して、自分で発音してみて覚えるようにして下さい。慣れてくると、いちいち辞書の巻末で発音記号を確認しなくても、発音記号を見れば正確な発音が分かるようになりますよ! これらの学習を実践することにより、質問者の7つの弱点は克服されていきます。ただし、時間はかかります。半年ぐらい努力をつづけてようやく結果が見え始めるというくらいの覚悟でがんばってみてください。簡単なことではありませんが、なせば成る! まさに、Where there’s a will, there’s a way. Heaven helps those who help themselves. ですよ!
お礼
目を通していただきありがとうございます。 右脳に叩き込むような覚え方が、効率的のようですね。 慣れていないことが多く、時間がかかりそうではありますが、 挽回を信じて頑張ってみようと思います。