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熊野大社と出雲大社・・・素朴な質問
島根県の熊野大社と出雲大社について質問です。 出雲大社は、熊野大社に火鑚臼と火鑚杵を借りに行き、 散々嫌味を言われる、そうですが・・・。 そんなに嫌味ばかり言われて借り受けるなら、 どうして独自の火鑚臼と火鑚杵を作らなかったのですか? どうしても熊野大社のでなければならないのなら、 奪い取るとか考えなかったのでしょうか。 南北朝時代や源平合戦の時の三種の神器みたいに。
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- oska
- ベストアンサー率48% (4105/8467)
>そんなに嫌味ばかり言われて借り受けるなら、どうして独自の火鑚臼と火鑚杵を作らなかったのですか? 熊野大社が出雲国一の宮であるように、長幼の礼を重んじている。 出雲大社が誕生する前から、熊野大社は存在していた様です。 今でも、フジTVが日本放送に対して礼を重んじていますよね。 また、富士通も富士電機に対して礼を重んじています。 意宇郡を本拠とし熊野大社のスサノヲノミコトを奉斎してきた出雲国造。 平安時代、意宇郡から現在の出雲大社への地へ移り出雲大社の奉祀するようになった。 上記の記録があるようですよ。 出雲国造は、熊野大社の神から任命されたからでしようかね?
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (679/1423)
熊野大社から借りてきた道具を使って、出雲大社が新嘗祭を執り行うことに神事としての重要な意味が有るという事だと思います。 熊野大社は、火の発祥の神社として「日本火出初之社」という別名が有る神社です。 そして、火は人にとって絶対に必要なものです。 新嘗祭は、五穀の収穫を祝う神事です。米などは火が無いと満足に食べられません。 出雲大社の宮司という立場の人が、散々嫌味(しかも嫌味を言うのは亀太夫という下級神官)を言われてもなお、借り受けねばならないほど必要な物であると言うのを示す(熊野大社から嫌味を言われる)神事が亀太夫神事なのでは。 (そして与えられた事を感謝する神事。) なお、大切なものである事を示す為に、嫌味を言われると言う形に成ったのは、熊野大社の祭神(伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命)が天照大神の弟である素戔男尊の事であり、出雲大社の祭神(大国主大神)は、素戔男尊の子孫ですから、神社としての社格は当然、熊野大社の上と言う事になる点が有るのかも知れませんが…。 (もっと露骨に出雲大社の宮司は、国譲りを受けた天穂日命を祖とする出雲国造家であるからなんて考えも…。)
お礼
ありがとうございます。 いただいたアドバイスを参考に、もう少し勉強したいと思います。
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