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鉛筆の持ち方について
- イギリスで小学一年生の6歳の息子が鉛筆の持ち方に悩んでいます。
- 現地校と補習校で鉛筆の持ち方が異なり、正しい持ち方を教えるべきか迷っています。
- 現在の持ち方では文字がきれいに書けているが、将来的に不便が生じる可能性があるか悩んでいます。
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こんにちは。 小学校で子どもたちと学んでいます。 書道歴もそこそこあります。 将来日本に戻ってこられるのか、それがいつ頃なのかによって、 多少は異なるかと思いますが、 小学校でのことについてお話しいたします。 今、現在は文字を単体で書いている時期だと思います。 (少なくとも書写的には) 1文字に10秒くらいかけて、ゆっくり形を覚えていたりしますよね。 そして、 単体や、横書きでいっている間は、出てくる困難は少ないのですが、 問題は縦書きの時です。 観察されてらっしゃるお子様の持ち方ですと、 縦書きを速く長く書くのはかなり厳しいかと思います。 手首が下方向に曲がる持ち方ではないということになりますから、 次の文字にどんどん進んでいけないと思います。 横書きであれば、スライドさせていけばどんどん右に行けますが、 縦書きだと、手のひらが下を向いていないとどんどん下へ行けません。 現在だと、社会科も横書きになり、縦書きなのは国語科だけですが。 下の方がおっしゃっているように、あの持ち方は毛筆と関連はあります。 毛筆は筆を立てて書きますし、 大筆をやるときにはかなり別物的感覚で、新たに覚えることは可能だと思います。 でも、小筆で名前を書くときには、(小筆で仮名を書くときとは違い) 鉛筆の持ち方を基に指導しますので、そこではちょっと苦しむと思います。 現地校では毛筆の書写はどうなのでしょう。戻ってくると、3年生から毛筆があります。 でも、それだけではないです。 高学年ともなると、鉛筆の持ち方もかなり定着してきちゃってまして、 (1時間にノート2ページくらい書くわけですが、) 字の綺麗さは問題なくても、疲れやすさにとても影響が出るようです。 授業が終わって肩や腰を回したりたたいたりしている子は、 鉛筆の持ち方が関係しているようです。 持ち方を変えるなら、自分がやりやすいと思ったのは、 三角鉛筆です。 親指と人差し指で挟み、中指で支える基本形を簡単に(自然に)学べます。 最後に、 自分はアルファベットの文字って、日本の持ち方だと書きにくいと思い、 ちょっと別の癖をつけて書いています。 イギリス流ではお子様の持ち方が書きやすかった可能性があります。 その持ち方を否定せずに、この文字にはこの持ち方がいいよ、的な話し方だと、 すんなり聞けるのではないかと思います。
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- Postizos
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四歳で字が書けるとか書くというのがそもそもかなり背伸びをしているわけで、6歳でまだしっかり持てないなどというのはまあ普通なんではないかなと思います。 なので本人がこれでは書きにくいとか疲れると気付けば、おそらく普通になって行くと思います。 なので箸の持ち方と同じで、こうすると器用に持てるよというデモンストレーションをおりにふれて年長者が気長にやって見せると良いのではないでしょうか。 自分の事で言うと、自分の持ち方が違っていると気付く時期というか契機みたいなのは必ずあり、その段階では意識して自分で直せましたので。 要するに直す必要はあるけれど慌てる必要はないという意見です。 まちがっていたらひっぱたくとか灸を据えるとか、できるまでやらせるとか、ではなくて、時々こうなんだよと見せてやる、形にさせてやる、そんなことで良いと思います。その時すぐできなくても気にする必要はないと思います。
- Marco0123
- ベストアンサー率21% (256/1175)
初めまして。 鉛筆の持ち方が正しくない、と言うことはお箸の持ち方も‥同様にと、想像致しました。 持ち方はどうであれ字が綺麗、と言う“結果”だけ求めるのは‥日本人として寂しく感じます。 綺麗という結果に至るまでのプロセスが大事だと、私は感じています。 鉛筆、箸を正しい持ち方をした姿は、とても美しく好感が持てます。 楽だからといってフォークで、刺身や沢庵を食べてるエヅラは…。私は食欲無くなりますね‥。 日本人のDNAが入ってなければ、それも致し方ない事ですが、少なくとも質問者様の子供さんは日本人の血を受け継いでいらっしゃる訳ですから、日本の習慣、言語、文化を受け継いで欲しいと感じています。 ご苦労されると思いますが頑張って下さいね。
- sak00
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30代の社会人です。 私も鉛筆の持ち方が昔から変でした。 社会に出て働いている現在も変わりませんが、不便を感じた事は一度もありません。 持ち方が変でも字が書ければ、問題はないと思っています。 参考までに。
- sweet76
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書道を20年以上やっています。 叔父が書道教室をしていますので、鉛筆の持ち方から、小さなお子さんには教えます。 2年間、お母さんは宿題や家で鉛筆を使っている姿は見なかったのでしょうか?現地の学校では・・・といいますが、日本の学校でも最終的にはご家庭での習慣の方が、重要なんです。 学校で教える時間なんてたかが知れてますし、最近は左利きの矯正とかも無理にはしないんで。うちの叔父は厳しい書道塾で有名ですが、それでもやっぱり家で親御さんが気になさらない家庭のお子さんは直すのに時間がかかります。思春期になると日本では、正しい持ち方の子が多いので恥ずかしいという気持ちから自分で治す場合もありますが、欧米は大学生までは、持ち方も字もひどくて、米国では就職のために書き方や字の汚さを直す講座あるところもあると聞いたので、自然に直るのは難しい環境なのでしょう。英国は存じませんが。 もっとも、これは推測ですが欧米で鉛筆の持ち方を教えず、日本では教えるのは毛筆の名残か?とは思います。毛筆は持ち方がおかしいと、まず、書けないので。 それはさておき。 持ち方は究極のところはあまり硬筆では、字のきれいさとは関係ないと思います。それが癖になってしまっていれば、きれいな字を模写するのは習慣や運動神経のようなもので、感のいい子にはできてしまうのです。 独特のフォームでも野球の球を打てる選手はは打てるのと一緒です。 ですが、一応、正しい鉛筆の持ち方をできない弊害っていう研究をしている人たちもいまして(おかしな持ち方のタイプ別に名前もあるんです)、問題になっているのは、姿勢の問題があります。あの持ち方は、マナーとして作られたというよりは、正しい姿勢を維持したうえで、疲労の少ない持ち方として残ったのではないかという背景がありまして、実際、持ち方がおかしいお子さんは猫背だったり、斜め横から用紙を覗き込むような姿勢だったりすることが多く、これは体に負担がかかるだけでなく、視力の低下にもつながります。 おかしなところに力が入る分、筆圧が高くなり、長時間書き続ける必要が出てくると、肩や首に負担も大きくなってきます。 (だから、実は鉛筆とシャープペンなどでは、本来の意味での正しい持ち方は微妙に違うという説もあります。形状が違うので) また、運動能力に問題がでるという説もあります。正しくない持ち方から姿勢や筋肉の発達に影響し、普段の動作や身のこなしに影響があるとういうことのようです。書くということは、わざわざ機能訓練としても使われることもあるので、それが、普段の生活で正しく行われないということは、ある意味機能訓練が行われていないということにつながるのでしょう。 ほかには、ノートを取るときの筆記速度に影響があるとか、小さな問題もいろいろ挙げられています。 また、これは社会通念上の問題なので、万国共通とは言えないかもしれませんが・・・箸の持ち方が悪いと育ちが悪いと想像したりはされませんか?アメリカだと歯並びでもそういう評価をしますよね? そういうものと同じで、やはり、あまり不格好な持ち方をしていると、社会に出た時には印象はよくないかもしれませんね。最近はほとんどPCですから、関係ないかもしれませんが。 細かい問題はさておき、姿勢と視力の問題は重要ですから、今のうちに直した方がいいと思いますが、家庭での練習が大切なので、お母さんが見てあげるのがいいと思います。 ただ、左利きの矯正もそうなのですが、あまり強くプレッシャーをかけると、脳によくないとも言われているので、難しいのですが、矯正鉛筆や補助器具で、まずはお絵かきなど、下手でもいいようなところからはじめて、慣れたころに字を書くというのもいいかもしれません。あと、なぞるタイプのドリルとか。 そちらで手に入るのかわかりませんが、日本では簡単に安価で手に入るのでご家族が日本にいれば送ってもらってはいかがでしょうか? ご参考までに。