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学習指導要綱と原子物理学
私は1960年代生まれのいわゆる「共通一次体験世代」です。 震災後に、原子力発電所問題があれこれ話題になっていますが 1940年代生まれの両親(普通科高校卒)に 「高校の時に、核物質が分裂すると別の核物質になるって勉強したよね?」 などと聞いてみても「知らない」と言うんです。 一体いつごろから、高校の教科で原子物理学について学ぶようになったのでしょうか? 世代間のギャップが気になります。
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学習指導要領が昭和22年度にはじめて出来たときから,高校物理のなかで 粒子線とふく射線(放電・電子線・エックス線・放射能・スペクトル・結晶構造) 原子構造 を学ぶことになっています。 昭和31年度の学習指導要領では 電子,真空管,X線 原子の構造,原子核,陽子,中性子 原子核の崩壊,原子エネルギー などについて学びます。 知らないというのは,つまり忘れたということでしょう。
お礼
書き込みありがとうございます。 「知らない=忘れた」というのは迷回答ですね~。 高校の物理実験で放射性物質を見る「霧箱の実験」を見れたというのは恵まれたほうだったんですね。