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鏡の再帰反射の中の自分の顔
電子顕微鏡を使う研究員様に質問です。 鏡の再帰反射の中の自分の顔は、どんどん小さくなっていますが、 途中で小さくなって、見えなくなっています。 まるで、無重力空間にいるような感じがします。 もし、顕微鏡で見れば、小さな顔が見えますか。 それとも、ガラスの原始がみえますか。 教えてください。 お願い致します。
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「電子顕微鏡を使う研究員」ではありませんが、答えは判ります。 光は電磁波という波の一種であり、波というものは、その波長の半分以下の大きさの像は、映し出せないという性質があります。 ですから、鏡に映っている目鼻口等の顔のパーツの大きさが、光の波長に近くなれば、顔の像の細部はぼやけて判別出来なくなりますし、更に顔の像自体の大きさが光の波長の半分になれば、最早、鏡に映ってすらいなくなります。 それに、電子顕微鏡は、光の代わりに電子を照射して細部を見る装置ですから、電子の流れである電子線で結ばれた(形成された)像は見る事が出来ますが、光によって形成された像を電子顕微鏡で見る事は出来ません。 鏡は電子線を反射する訳ではありませんから、鏡に映った像を電子顕微鏡で見る事は出来ません。
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- freulein
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二つの観点で申し上げます。私も顕微鏡屋さんではありませんが。 鏡による再帰反射では確かに自分の顔が小さくなって行くようです。原理的には遠くの鏡に映った自分の顔を見ていることに相当するわけです。望遠鏡を考えることもありそうですがこれもうまくいきません。 第二には、鏡による光の反射が文字通り厳密に入射角=反射角とならないで、少しぼやけ(ズレ・広がり)が加わります。ご質問の再帰反射を繰返すと、ぼやけがますます増大しますからどのように観察手段を工夫しても自分の顔はますます不鮮明になります。 鏡の不思議はいろいろと楽しいものですね。
お礼
ありがとうござします。 本当に不思議です。
お礼
ありがとうございます。 そういう性質が光には有るんですね。 面白いと思います。