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フェノール樹脂について
フェノール樹脂はなぜ茶褐色に見えるのか、詳しく教えてください。 お願いします。
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1) フェノール樹脂は、多分フォルムアルデヒド と フェノール の 比 が 1.5 位のもので、アルカリ触媒を使用したものでしょう。 2) この樹脂はResols と呼ばれフェノール、フォルムアルデヒド、水、アルカリ触媒を用途に応じて、ミックスして はじめに70C位に加熱すると、茶褐色の粘着液となる、この液中には、ベンゼン基に水酸化メチルがついていたり、ベンジルエーテル基などそれにアルカリ触媒によるそれらの基にアニオンがついていたりする化合物でそれらが赤、茶褐色として見えるのでしょう。 ベンゼン基による、アニオンとの共鳴無しでは茶褐色にはなりません。 3)話は違いますが、スチレンをアニオン重合させると、スチレン基についたアニオンは赤色になりますが、重合が終わってアニオンが無くなれば、無色透明です。 4) Google > Phenol フォルムアルデヒド レジン Wikipedia で構造を
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