フェノール樹脂の経年(時)劣化について

質問

フェノール樹脂の経年劣化について情報を頂きたく投稿させて頂きます。

フェノール樹脂は、硬度と破壊強度が高いと言う特徴を持つ樹脂だと思います。
高強度な点をメリットに考え機械部品の設計に活用したいと考えていますが、物性の経年劣化を考える際に破壊強度を低下させるファクターとしては、何の影響が大きいでしょうか？（紫外線，オゾン etc・・・？）

影響が大きいファクターとそれによる強度低下のテストデータなどあれば合わせて御教授下さい。

回答No.1

noname#230359

フェノール樹脂そのもので実験したわけではありませんが、フェノールの
発泡材で経験した内容としては．．．
・酸性度が高く、アルカリに弱い。（鉄などと接触すると錆がでる）
・長期間の保存により劣化がでる。
・水分を吸収しやすい。
・耐熱温度に近い温度で使用すると強度が低下。
それと、又聞きですが．．．
・フェノール樹脂のFRPでは硬化時化学反応によって水分が発生し強度に
　影響がでる。
・人体に対する影響（害）が大きい。
・ベークライト（木質系材料を混合）など樹脂に混ぜるものによって大きく
　影響される。
以上、御参考程度まで

お礼

昭和さん

情報ありがとうございます。
下記の内容について情報をお持ちでしたら御教授下さい。

＞・長期間の保存により劣化がでる。
とのことですが、影響因子として考えられる物は何でしょうか？
御存知でしたら御教授下さい。

＞・水分を吸収しやすい。
とのことですが、給水率は上限で何％くらいになるのでしょうか？
給水率が強度に影響を及ぼすPAほどではないと理解していたのですが、給水による強度低下の程度を御存知でしたら御教授下さい。