住民税(市区町村民税・都道府県民税)は前年課税と言って、その年の収入に対して翌年の6月から翌々年の5月までに掛けて支払うようになります。
つまり平成21年の収入に対して平成22年の6月から平成23年の5月までに掛けて支払うようになります
そして今度は平成22年の収入に対して平成23年の6月から平成24年の5月までに掛けて支払うようになります
さらに今度は平成23年の収入に対して平成24年の6月から平成25年の5月までに掛けて支払うようになります
つまり収入のあった翌年に課税されるので収入に対して課税は1年遅れることになります。
ですから
>一昨年、昨年と給与が下がったように記憶しています。
ということであれば6月の給与から天引きされる今年度の住民税は確かに下がります。
ただそれが
>本日振り込まれた主人のお給料が数千円増えたのですが
の原因であると言うのは早計だと思いますよ(住民税の影響が全くないとは言いませんが)。
手取りと言うのは支給される金額(総支給額)と天引きされる金額の差し引きですから、いくら天引きされる金額が減ってもそれ以上に支給される金額が下がれば結局は手取りは減るはずです。
ですから手取りが増えたとうことは、一昨年、昨年と下がった給与が今年は下げ止まった(もしかするとわずかでも上がった?)ということでそれが大きな原因でそれによって住民税が下がったことが手取りに現れたと言うことでしょう。
>住民税の金額の分、6月~来年5月の給与支給金額が増えて見えるのならば、
今年度の給与に対して金額が決まる来年分の住民税は金額があがって、
来年6月以降の給与支給金額は少なくなってしまうのでしょうか?
ですから前述のように手取りは総支給額と天引き額の差し引きなので、住民税よりも給与の総支給額そのものが上がるか下がるか現状維持なのかによって大きく違ってくるはずです。
お礼
コメントをどうも有難うございました。 給与明細を見ると、住民税の項目の数値だけが変わっておりました。 昇給ではありませんでした(涙) 下がらなかっただけ、良かったと思うべきですが。 丁寧な解説、どうも有難うございます。 結構過酷な職場環境なので、主人が少しでも評価されて その結果昇給に!?などと夢見てしまいましたが、 そうではなかったようです。 外出先ではやる気持ちを抑えきれず質問してしまいましたが、 無知な私にもお二方はわかりやすく答えてくださって嬉しかったです。 どうも有難うございました。