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心理学とプライド

心理学専攻してません。 心理学でプライドはどのように説明されるのでしょうか。 どのようにして形成されますか。 なぜ男性のほうがプライド強いのでしょうか。 プライドがずたずたにされたら回復するのですか。 年をとることでプライドに変化はありますか。 よろしくお願いします

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  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.3

こんにちは。 >心理学でプライドはどのように説明されるのでしょうか。 前回答では「個人的価値観に基づく自己評価の基準」と定義しました。これが「自己評価の基準」であるため、プライドには高い低いの個人差があります。きちんと説明したつもりではありますが、何のお礼も頂けなければ理解して頂けたかどうかさえこちらでは全く分りません。 序に、質問者さんの誤解を防ぐために追加で申し上げますが、プライドといいますのは心理学でいうところの「防衛機制」ではありません。防衛機制といいますのは、何らかの原因で欲求が阻止されたにも拘わらず回避できない状況に曝された場合、これに自分の精神を適応させるために発動するものです。ですから、プライドが侵害され、尚且つこれに何の問題解決の手段も見出せなければ、脳内では無意識のうちに代償や逃避といった防衛機制が適応されることになります。 >どのようにして形成されますか。 「個人的価値観」なのですから、それは大脳辺縁系の学習機能を以って生後体験から形成されるものです。因みに価値観は年齢によって変化しますので、プライドの高さや対象も当然年齢によって変化します。加えて、無駄な防衛機制を適応したくないと望むならば、プライドというのは自分の経験や実力に応じて変化すべきものです。 >なぜ男性のほうがプライド強いのでしょうか。 生後学習によって形成されるものですから、男女の個人差は比較できません。ですが、人類の社会性においては男性の方がプライドに縛られ易い傾向にあるとは言えると思います。 >プライドがずたずたにされたら回復するのですか。 「お礼率8%」ですか。質問者さんに執っては他人のプライドなどどうでも宜しいようですね。 まず、ずたずたにされるようなプライドでしたら最初からお持ちにならないのが懸命です。それが如何に理不尽であれ、その全ては自分の行動の結果でしかありません。ですから、ここで幾ら相手が悪い、周りが悪いと言ってみたところでどうにもならないわけです。 プライドが侵害されますと、まず嫌悪や怒りといった感情が発生します。この「怒り」といいますのは、「問題解決のための能動的回避行動」を選択する動機となります。では、ここで問題解決とは、それは自分のプライドに見合った結果を獲得する努力をするということです。ですが、これができない場合、怒りは「憎しみ」という感情に分岐し、ここで初めて逃避や復讐といった防衛機制が適応されます。 怒りというのは解決可能ですが、逃避や復讐といいますのは問題解決の手段ではありませんので、これによって精神の適応がもたらされるという見込みはまずありません。ならばここでは、その憎しみから開放されるためには自分のプライドを下げるしかないわけです。従いまして、それがそもそも実力の伴わないプライドである限り、元通りに修復する手段はない、ということになります。

noname#147600
質問者

お礼

ありがとうございます。すいませんでした。

その他の回答 (2)

  • vzb04330
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回答No.2

プライドは、日本語で言えば、自尊心に当たると思います。 これを心理学の専門用語に置き換えますと、「自己価値(self esteem)」あるいは、「自尊感情」がそれに相当します。 英語表現はどちらも同じになります。 有斐閣から出版されている「心理学事典」では、次のように説明されています: 自己に対する評価感情で,自分自身を基本的に価値あるものとする感覚。自己価値や自己尊重とも訳される。自己に対する記述(description)である自己概念とは通常区別される概念であるが,記述は価値評価を含んでおり,両者は厳密には区別されえないとする考えもある。自尊感情は,その人自身につねに意識されているわけではないが,その人の言動や意識態度を基本的に方向づける。自分自身の存在や生を基本的に価値あるものとして評価し信頼することによって,人は積極的に意欲的に経験を積み重ね,満足感をもち,自己に対しても他者に対しても受容的でありうる。このような意味において,自尊感情は精神的健康や適応の基盤をなす。 No.1の方が、ご回答くださった「防衛機制」は、これら自己価値・自尊感情や、自我の安定を守るために、無意識的に採用される「自我防衛行動」のことです。 これは、精神分析に発する概念です。 自己価値・自尊感情、防衛機制ともに、大学生向けの心理学入門のテキストで説明されていますので、そうした本や、あるいは、一般向けの心理学の本でも書かれていると思いますので、詳しくはそれらをお読みになることをお勧めします。 ちなみに、防衛機制(defense mechanisms)は、上記の心理学事典では、次のように書かれています。 不安や抑うつ,罪悪感,恥などのような不快な感情の体験を弱めたり,避けることによって心理的な安定を保つために用いられるさまざまな心理的作用で,通常は意識して生じることはない。苦痛な感情を引き起こすような受け入れがたい観念や感情を受け流すために無意識的にとる心理過程をS. フロイトが防衛という用語で1894年に初めて記述して以来,さまざまな種類の防衛機制が主として精神分析学者たちによって検討されてきた。なかでも抑圧は最も基本となるもので,初期には防衛とほとんど同義に用いられていた。 以上、ご参考までに。

回答No.1

心理学専攻ではないのですが、プライドは防衛機制の一つではないかと自分は常日頃考えています。 どこかで、弱い自分、人には見せたくないような事を隠す為に壁を築き防いでいるのです。 些細な事で怒ったりなどは典型的な裏返しで、先手で守るための攻撃をしかけると言う事ですかね。 男性の方が、一般的に気が小さく、見栄っ張りなところがプライドが高いと思われる理由ですかね。 プライドはズタズタにされたら回復するか・・・ これはその人次第ですね。ただ、ズタズタにされたら悪いとかではなくかえって人間性が丸くなったり とっつきにくかった人がおおらかになり親しみやすくなったなどと言う事も多々ありますよ。 歳をとるとプライドは当然変化していきます。色々な事、他人を受け入れていくのも器の一つだったりします。

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