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「きずな」は誤りで「きづな」が正しいのではないか。
大震災から「きずな」という語が、よく出てきますが、 「きずな」は誤りで「きづな」が正しいのではないですか。
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質問者が選んだベストアンサー
学者の中にはあなたと同じことを考えた人もいるはずです。いや、学者であるからこそ新しい仮名遣いを決めるときに語源を重視すべきと主張する人がいたと考える方が自然です。 ところが、新仮名遣いは政治の方が主導となって決まったことで、「ぢ」「づ」に関してはそれを “できるかぎり使わなくする” ことが第一目標であり、語源を重視することや日本語をよく知ることは残念ながら重視されなかったのです。以下、No.19にある内閣告示を参照します。 まず、5の書き出しに「次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く」とあるように、「ぢ」「づ」はあくまでも例外である、というスタンスです。 「なお~」以下の但し書きに「現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの」とありますが「一般に~分解しにくい」というのが曲者で、はっきり「分解できない」とは書いていません。つまり「ぢ・づ」にする *明確な理由ができないものについては「じ・ず」にしてしまおうということです。 (* 「づな・ずな」で言えばお上の決めた明確な理由とは、「横綱・纜・手綱」などは実際に具体的な「綱(ロープ)」があるから「づな」と書くが「絆」という「綱」はないから「づな」と書かない、ということ。しかし質問者さんが糸偏に注目し、また多くの日本人も「綱」はともかく「つなぐもの」というイメージは持っている、だから語源を重視し「づな」と書くべきであるという考えが起きるのもまた当然である。これを「一般に~しにくい」という言い方で曖昧にしている) 「地・頭」の音読みの一つが「ジ・ズ」であるのも、もう一つの音読み「チ・トウ」との兼ね合いからは「ヂ・ヅ」が好ましいかもしれないけれど上述のように基本スタンスが「ヂ・ヅ」をなるべくなくすことにあるため、どうしても「ヂ・ヅ」を使わなければならない条件に当てはまらない(地面・頭痛の頭音は連濁ではない)からです。 学者は馬鹿じゃない。日本人もほとんどは人を結びつける絆にものを結びつける「綱」のイメージがあることを理解できるでしょう。しかし繰り返しますが現代仮名遣いにおける四つ仮名の扱いの主眼は別のところにあったのです。 1998年にドイツ語の正書法が改訂されました。その中には語源にかなった綴りに変えるもの(まさに「きずな」を「きづな」にするのと同じです)が含まれます。一方日本では当用漢字や常用漢字の見直しは今まで何度か行われましたが仮名遣いに関する見直し・変更は現代仮名遣いができて以来ありません。その点で日本のお上は日本語への関心が薄いのかもしれません。正書法が改訂されると出版や教育は一大事です。そういうところも原因なのでしょう。日本人全体が母語への関心が薄いとは思いません。
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- Takuya0615
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>「絆」から「綱」が思い浮かばないのだ。 語源から騎綱などあるから、「綱」が思いつくのも至極当然。 しかし、絆と書けば「きずな」である事も至極当然のこと。 キーボードで「きづな」と打ち込んで「絆」が出てこないから「きずな」と打ち込むんですよ。
お礼
>しかし、絆と書けば「きずな」である事も至極当然のこと。 ?! 語源、糸ヘンで想像できない! おどろいた。 日本人の日本語力の参考になりました。
- rockhert
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No.2です。 なんだか随分な言われようですね・・・。 意味は十分に分かっていますし、言葉の意味を捕らえれば「きづな」が正しいです。 但し、現代仮名遣い(日本語の仮名遣いについての正書法)という告示が出されており、「きずな」を本則とし、 「きづな」は準則とされています。 使用においてどちらにも間違いはありませんが、現在はきずなが「一般的」な読み方ということです。 あなたが気に入らないのであれば、きづなで通せば良いでしょう。
お礼
A.意味は十分に分かっていますし、言葉の意味を捕らえれば「きづな」が正しいです。 B.但し、現代仮名遣い(日本語の仮名遣いについての正書法)という告示が出されており、「きずな」を本則とし、 「きづな」は準則とされています。 Aが正しいとおっしゃっています。 回答者は日本の正書法が間違っているといっているように思えます。 ご回答の意味が一貫していない。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
絆という言葉から、綱を連想する人が、何割いると思いますか?感性の問題ではありません。改めて考えてみると、綱のことかな~と思うぐらいです。 あなたは何人? 日本の長い歴史では、仮名遣いが変えられることは、よくあることです。目くじら立てないで。
お礼
>絆という言葉から、綱を連想する人が、何割いると思いますか? 10割いないとおかしいです。 「きずな」・・・何かの砂を連想して感じ悪い。 本日の回答者みなさんの回答から、日本人の日本語教養レベルわかりました。 「絆」から「綱」が思い浮かばないのだ。 ありがとうございました。
- Shin1994
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辞書によれば、どっちでもいいみたいですよ。 最初に「きずな」と書かれたあとに括弧書きで「きづな」と書かれています。 辞書に書いてあるんだから間違いなし!
お礼
私の質問はもっと深いところにあります。
- Takuya0615
- ベストアンサー率21% (329/1502)
絆と書けば「きずな」です。 人との繋がりを意味したいのであれば「きづな」でも「きずな」でも正解です。 「きずな」が誤りという考えが誤りではないのでしょうか?
お礼
漢字の意味、語源考えてください。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
「横綱」は、漢字が「横」+「綱」だから、よこずなとはならんでしょう。それこそ、理屈が合わない。 絆の語源は「~綱」。意味的には、おっしゃる通り「きづな」が正しいのだけれども、現代では、その語源が忘れ去られ、「きずな」という読み仮名を当てる。それだけです。
お礼
>語源が忘れ去られ そんなばかな。 「絆」の漢字から見ると「つな」に決まっています。 これを日本人が知らないとはあきれます。 「纜」・・・この漢字「ともづな」だよ。 「ともずな」ではない。 理屈あわないよ。 「絆」を「きずな」とすると「砂」のようで感じ悪い。 感性疑う。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
語源は諸説あるが、いずれも生物をつなぎとめておくための綱ということだから、そういう意味では「きづな」が正しいように思えるね。 しかし、語源はなんにせよ、絆という言葉は独立してあるのだから、それは「きずな」という仮名遣いとされているということで納得していただけませんか? http://gogen-allguide.com/ki/kizuna.html
お礼
>語源はなんにせよ、絆という言葉は独立してあるのだから 語源無視よくない。 大相撲の「横綱」はという言葉は独立しているが、「よこずな」ではない。 理屈合わないよ。
- frown_knight
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きずな で正しいです。辞書で確認ことをおすすめします。
お礼
辞書で確認して質問しています。 「きずな」の意味知らないのかな。
- rockhert
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絆(きずな)で合っています。 「きづな」は古語だと思います。
お礼
意味から「きづな」正しいと思います。 古語? 意味知らない?
現代仮名遣いでは,「きずな」が本則で「きづな」は許容なので,どちらも正しい。
お礼
意味から「きづな」正しいと思います。
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お礼
>「ぢ」「づ」に関してはそれを “できるかぎり使わなくする” ことが第一目標 大変よくわかりました。 >日本人全体が母語への関心が薄いとは思いません。 最初の頃の回答者さん達が日本おかみが決めたことで、文句言ってもしょうがないというお話が多いです。 しかし回答者様の説明大変よくわかりました。 おっしゃるとおり、ここの一部の回答者様は別にして、日本人の大部分は母語に関心高いのでしょう。 ありがとうございます。 よく理解できました。