- ベストアンサー
鋼の包丁
切れ味のいい牛刀を買おうと思い、鋼のものにしようと思うのですが安いやつだと7000円ぐらいで鋼の牛刀が売ってるのですが、ブランド物と比べてどのように違うのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「切れ味のいい牛刀」をご所望とのことですが、もし「切れ味」だけにこだわるなら、「7000円」以上の高価な牛刀も、2000円以下の安価な牛刀もほとんど変わりません。 なぜなら、牛刀に限らず、すべての包丁(ナイフ)の「切れ味」の良し悪しは、高級鋼材を採用しているかどうかではなく、もっぱら刃付けの角度や研ぎの精度で決まることですから。 要するに、どんなに高級鋼材を用いた包丁であろうと、普段のメンテナンス(研ぎ)次第でその「切れ味」が決まるということです。 >ブランド物と比べてどのように違うのでしょうか? 「ブランド物」といったところで、高名なシェフの名称使用料を価格に上乗せしただけの商品、伝統的な刃物産地名を銘打っただけの商品も少なくないのが刃物業界の実態ですから、日本製・外国製を問わず、「ブランド物」にこだわるよりも、どういう鋼材を採用しているか?にこだわった方がより賢明かと思われます。 なお、高級鋼材というのは、刃物に求められる硬度・粘度・耐錆度という、互いに矛盾し合う条件をそこそこ高いレベルで統合化し得た鋼材ですから、こういう鋼材を採用した包丁(ナイフ)ほどより高価になります。 で、質問者さんのおっしゃる「鋼の牛刀」が、たとえば日立金属安来工場製の、いわゆる「《和鋼》を採用した牛刀」という意味でしたら、鋼材に《青紙》や《青紙スーパー》を採用したものが最高級の牛刀とお考えいただいても構わないと思います。 ただ、高級鋼材と安物の鋼材の違いといったところで、使用していて実感できるのは、せいぜい刃持ちの良し悪しぐらいと思っていただいた方が無難かもしれません。 ちなみに、わが家の包丁の中で一番高価なのは、高硬度を誇る粉末ハイス鋼を用いた牛刀ですが、貧乏性の私としては、なかなか台所で使う気にはなれず、いまだに新着本のページを切るときにしか出番はありません。 一方、わが愛妻が台所で使っているのは、近所のホームセンターで980円で売られている牛刀でして、鋼材はSK材(和鋼の中では最安値)ですから、硬度という点では青紙より劣りますが、それでもステンレス鋼よりはるかに優れています。 また、定期的に研いでいますので、トマトの薄皮を剥ける程度の「切れ味」はちゃんと発揮してくれます。
その他の回答 (1)
- rexxam
- ベストアンサー率35% (430/1203)
一部のメーカー(一貫生産)を除き、分業で成り立っている業種です。 それにOEMも盛んですから、全く同じに生産された包丁でも、有名ブランドの刻印がされているものと、無印またはショップのオリジナルとして売られている場合では、後者の方が格安で入手出来ます。 ブランド物であったとしても、複合材を切り抜き、成型、焼き入れ、刃付けしたものと無名であっても、鍛造されたものであれば、後者の方が切れ味に勝るでしょう。 専門店の方が自信を持って勧めるものであれば、それで十分だと思います。 堺一文字光秀のFV10 (ペティナイフ 150mm)V金10は、特徴のある柄(口金部分)をしていますので、FV10の牛刀を含め、OEMらしいものをけっこう見かけます。 http://www.ichimonji.co.jp/shopping/goods_detail.php?id=369&no=1&wwwrequestcode=58340ea0a41e2cec3b5f7df805ebc530&dmy=%F3%FE&option_no%5B1%5D=2&count=1&goods_text%5B1%5D=&add369=&id=369&no=1&wwwrequestcode=58340ea0a41e2cec3b5f7df805ebc530 上記のOEMと思われるペティナイフ15センチ V金10、上記に比べ約半額で買えます。 http://item.rakuten.co.jp/nzshinkai/300438/