- ベストアンサー
点滴
先日、入院中の友人が点滴をされていましたが、針が抹消に向かって刺されていました。通常は、静脈には、弁があり、輸液がストップするために体幹に向って刺すと教わったのですが、最近はどちらでもいいのでしょうか? 臨床を離れて長いため、新しい現場の様子に疎いため、どなたか教えてください。 、
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まれに、静脈の走行が一旦折り返して遠位に向かう場合があります。点滴を繰り返していて、閉塞などが起こった際、側副血行としてそのようなことになりやすいです。 すると、静脈の流れに沿うことを考えれば、抹消に向かうこともあるかもしれません。 が、通常は中枢側に流します。一義的にはは「弁のせい」ではなく、流れる方向に管が入っていると、静脈が閉塞(狭窄)したのと同じ状況になるからです(弁が一つもない一本の静脈があったとして、逆向に流そうとすると、静脈狭窄の状態によりむくみやすくなります。仮に弁が完全に働いているなら、静脈が狭搾しようと関係ないです(抹消に逆流しないので))
お礼
大変わかりやすかったです。弁についても、私の知識が少し違っていたことを発見できました。ありがとうございます。