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apple はなぜ ap・ple と表示されるのか
紙版の英語辞典を手元に持っていないので,前書きなどにスペル表記についての記載があるのかもしれませんが。 辞典の英単語のスペルの間に挿入されている「・」は音節の切れ目だと思っています。 ところが, 電子辞書(パソコン用)での『研究社新英和辞典』,『ジーニアス英和大辞典』でも, apple は ap・ple のように,2音節に区切られています。 母音はアだけ([eapl])なので,1音節だと思うのですが,なぜ2音節になっているのでしょうか? あるいは音節表記のとらえ方が間違っているのでしょうか?
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以下をお読みになればわかると思います。 http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=&match=&dictionary=NEW_EJJE&block=00078179&offset=0554&frommenu=true 10 音節 (syllable) 前後に多少とも切れ目が感じられる発音上の単位を音節という. 例えば日本語の「からだ」は /k‐r‐d/ という 3音節の語であり, また英語の lemon (レモン) は /lm‐n/ という 2 音節, envelope (封筒) は /n‐v‐lp/ という 3 音節の語である. 英語の音節はすべて第一アクセント (primary accent), 第二アクセント (secondary accent), または弱アクセント (weak accent) のどれかを受ける. 11 音節主音的子音 音節の中心となる音を音節主音 (syllabic) という. 音節の中心となるものは普通は母音であるが, 次のような子音の組み合わせが語の終わりにくるか, その後にさらに子音が続くときには, /m/, /n/, /l/ は子音であっても音節主音となる. このような子音を音節主音的子音 (syllabic consonant) という. (1) 音節主音的 /m/ /zm/ prism /przm/ プリズム /m/ rhythm /rm/ リズム (2) 音節主音的 /n/ /tn/ button /btn/ ボタン /dn/ sudden /sdn/ 突然の /sn/ lesson /lsn/ 学課 /zn/ season /szn/ 季節 (3) 音節主音的 /l/ /pl/ people /ppl/ 人々 /bl/ table /tbl/ テーブル /tl/ bottle /bl|btl/ 瓶 /dl/ idle /dl/ 仕事のない /kl/ circle /skl|s‐/ 円 /gl/ eagle /gl/ ワシ /fl/ shuffle /fl/ 引きずる /sl/ wrestle /rsl/ 組み打ちする /zl/ drizzle /drzl/ 細雨 /nl/ journal /dnl|d‐/ 日誌 以上、参考になれば幸いです。
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- wind-sky-wind
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音節で分けること=分節です。 そして,基本的には音節の切れ目でなら,改行可。 音節の切れ目=分節=改行可 ですが,厳密には 音節の切れ目=分節 の方が細かく, 音節は切れても,改行しない方がいい箇所があります。 辞書によっては 音節は切れて,改行も可を「・」 音節は切れて,改行はしない方がいいを「-」 と区別しています。 cer・e-mo・ny 4音節ですが, cere- mony とは改行しない方がいい。 ap・ple は 音節は切れ,改行も可 です。 音節の切れ目の方が改行可より細かいわけですから, ap・ple で音節は切れているに決まっています。 まあ,一般的には音節の切れ目=改行可と考えています。 いずれにせよ,音節の切れ目=分節というのです。
お礼
たしかに,・と-は気づいていましたが,違いは考えませんでした。 なるほどですね。 なかなか奥が深そうです。 ありがとうございます。
- Oubli
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この場合の「・」は音節の切れ目ではなくて、改行の時にきっていい場所を示しています(分節というようです)。appleのeは発音することもあり[apel]、その場合は2音節になりますが、それとは直接は関係ないです。eを発音するかどうかに関係なく、 I like this ap- ple. 可 I like this app- le. 不可 です。
お礼
改行については気がつきませんでした。 ありがとうございます。
- trgovec
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綴字上の切れ目と発音上の切れ目があり、必ずしも一致しません。 ap•ple 綴字上の区切りですが発音上は [´æ•pl] のように切れます。発音記号で「・」は付けないことも多くまた母音が一つしかない語ではアクセントを表示しない辞書もあります。 l, m, n は母音無しで他の子音と組み合わされたとき音節をなす力があり(成節性)ます。しかし英語ではアクセントを持つことはありません。例 Brit•ain [brí•tn] ask, act, bags などの子音群と wrestle, reckon, beagle などの子音群を発音してみると違いが分かると思います。
お礼
l,m,nの「成節性」という用語を知りました。 綴字上の切れ目には奥がありそうですね。 ありがとうございます。
- wind-sky-wind
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私も中学1年生の時,table が2音節に分かれているので疑問に思いました。 http://okwave.jp/qa/q5461722.html ここでかなりの議論になりました。 今では退会した人(別な ID で復活しているようですが) が全然関係ない often なんかを出してきて,混乱させているのは無視して, 他の議論の点も除いて,共通したところだけ説明すると, -pl という発音は子音+子音だけど,母音に近いような発音が含まれています。 -pl, bl, の他,-tn, dn などもあります。 button も発音記号上は1つしか母音はありませんが, but-ton と分節されます。 people は「ピープル」よりも,「ピーポー」の方が実際の発音に近いと言われます。 pl という子音の連続というより,母音的な発音がはさまっています。
お礼
なるほど,母音が入っているような感じはありますね。 語源的に何か別の発音があったとか,何かデータがあればいいのですが。 しかし,そのような可能性が感じられそうです。 peo・pleもそのようですから,共通していますね。 ありがとうございます。
お礼
「多少とも切れ目が感じられる」という点が納得です。 また,詳しい音節主音子音があると言うことが明確に分かりました。 母音だけだというのは先入観でした。 英語の音節も深みがありますね。 ありがとうございます。