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決算賞与は損か得か
決算時期なので1つ教えてください。税理士から「30万円の利益が出ているので、税金で12万円は持っていかれますよ」、といわれました。さらに、「税金を少しでも抑えたいなら従業員に決算賞与を支払う方法がありますよ」とアドバイスを受けました。そこで、質問です。何も節税対策をしなかったら12万円の支出ですが、従業員に30万円の賞与を支払ったら会社としては30万円の支出になります。これでは決算賞与の意味がないのでは?と考えます。それならそのまま税金を支払ったほうが得なような気がしますがどうなのでしょうか?アドバイスをお願いします。
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30万円の賞与を支給すると、利益が30万円減少しますが、地方税も含めた税金はこの4割、約12万円減少します。従って最終利益では18万円の利益の減少ということになります。 会社として12万円の税金を納めたほうが最終の利益はおおきくなりますが、一方期末賞与で社員に与えるモチベーションのアップをどう見るかということも考えないといけません。 30万円の金額はともかく、予算よりも大幅に増益なのであればその一部を社員に還元して来期はもっとがんばってもらうというのは無駄ではありません。 その内の12万円は国からもらったのと同じですから。 これを経営的にどう考えるかですね。 ただ期末賞与は決算期末までに支給を決めて金額の明細を本人に交付しなければその期の損金になりません。支給はその1月後まででOKです。この点を気をつけましょう。