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心理学用語でしょうか2
集団心理に関する用語だと思うのですが、みんなが声には出さなくても、『こうならないかなあ』と願うとそれが現実になる。そういう現象の呼称があったと思うのですが。(例.ある野球チーム、あと1つ勝てば優勝なのですが今日は劣勢。相手チームに大量リードを許しています。しかし、その後奇跡の大逆転勝利。とか今日は自習にならないかなあと思っていた授業がホントに自習になったり。)わかる方、お願いします。
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お示しの例は 「偶然」 であって、科学の対象ではないという気がします (科学は、「再現性」 というものが必要です。誰がいつどこで同じことをしても同じ結果が出るのが科学です。ただし、オカルト科学のことをおっしゃられているのなら、また別な話になります)。 ある願望があたかも現実であるかのように経験されるとすれば、それは夢の中でのことになります。フロイトはそれを 「願望充足」 と呼んだわけですが、言葉自体は普通の言葉で、特別な用語ではありません。
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- Diogenesis
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ひょっとして「自己充足的予言(self-fulfilling prophecy)」のことでしょうか。「自己成就的予言」.「予言の自己成就」と呼ばれることもあります。ただし,その意味するところは質問文の内容とは微妙に異なります。 自己充足的予言は社会学者マートンによる造語で,「将来についての予期・予言が,それに適合した行動へと人を衝き動かし,結果として予期・予言された状況が現実化してしまうこと」を言います。行動には意識的なものもあれば無意識のものもあるでしょうが,奇跡や偶然ではなく,「予言が原因となって予言を現実化するような行動をしてしまう」という点が重要です。 たとえば,1973年のオイルショックの際に見られた「物不足」。近い将来,商品が手に入らなくなるのではという予期的不安が人々を買占めに走らせ,結果的にトイレットペーパーなどが店頭から消えてしまいました。今次の大震災の直後にも似たような事象が起きたことは記憶に新しいと思います。心理学の分野では,本人の期待が現実化する「プラセボ効果」や,他者からの期待が現実化する「ピグマリオン効果」が自己充足的予言の実例と言えるでしょう。 ちなみに「将来についての予期・予言が,それを回避する行動へと人を衝き動かし,結果として予期・予言された状況が生じないこと」を「自己破壊的予言」と呼ぶことがあります。選挙直前に「わが党はきわめて厳しい情勢にある」と発言して危機感を煽り,地すべり的勝利に導いた与党党首=首相がかつていましたね。
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