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中学二年生 難病の友人に人はなぜ生きるかと聞かれ
かつて中学二年生だった頃、同い年の男の友人がいた。 彼は代々男性にしか発現しない遺伝疾患を抱えていた。 家系の男性はみな、彼の父親・祖父・伯父全て同じ病気で中年期に命をうしない 本人と弟もその病気とのこと。 思春期をすぎて青年期から徐々に発病し、歩行が困難になり全身が麻痺して死ぬ というのが一般的な経過だという。 たまに夜泣きながら電話してきたり、ヤケになって芋焼酎を飲んだりしていた。 「今から自殺する」と騒ぎ他の友達と組んで必死に止めたこともあった。彼を慰めようと 「倒れたら私が介護してあげるよ。こわがらないで。」とか何の責任も取れないことを言ってもみた。他の友達は「病気でなくても人はいつ死ぬか分からない。俺だって明日事故に遭うかもしれないんだよ。」と自分も泣きながら慰めていた。 しかし彼にある時「人はなんのために生きるの?」とズバリ聞かれ 私は「・・・ニーチェでも読んだらいいよ!」しか答えられなかった。 何故ならそこには「真実」が書いてあると権威主義的に考えていたからである。 ニーチェなら答えを持っているはずだ、と。ツァラトゥストゥラを数ページで投げ出した のに、である。 私は成人した今も、あの時の彼に何と答えれば良かったのか分かっていない。 皆さんなら彼に何て言いますか?
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- 雪中庵(@psytex)
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