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角度の単位表示について
- 角度の単位を表す際、(°)という表記は正解ですか?
- 角度以外の単位では()でくくって表記することが普通だと思われますが、角度では見たことがないので疑問です。
- 中1の家庭教師でこんな書き方をしているのを見て、角度の表記方法について疑問を持ちました。
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こんにちは。 「一辺が3cmの立方体の体積を求めよ」 という問題に対する答えとして、 3[cm] × 3[cm] × 3[cm] = 27[cm^3] という書き方と、 3 × 3 × 3 = 27(cm^3) という書き方があります。 同様に、 「100kmを一定の速さで5時間で走るときの速さを求めよ」 という問題に対する答えとして、 100[km] ÷ 5[h] = 20[km/h] という書き方と、 100 ÷ 5 = 20(km/h) という書き方があります。 以上の式と答えで、どの数字にも単位がついていることに注目してください。 中学生レベルの場合、角度に関して、単位がある量どうしの掛け算や割り算は習わないと思います。 「30°の2倍は?」と聞かれたら、30°×2 = 60°ですが、 この場合、2には単位がありませんから、単位がある量どうしの掛け算ではありません。 実は、高校に上がると、角度の単位として「ラジアン」というものが登場し、たとえば、回転速度は「ラジアン/秒」という単位を使うようになります。 360°のことを2πラジアンと言い、90°のことをπ/2ラジアンと言います。 (π=円周率=3.14159265358・・・) 1秒当たり180°回転する場合は、πラジアン/秒 です。 高校でラジアンを習う前に、角度に関する掛け算・割り算の概念を習うことはないはずです。 たとえば、恒星の周りを惑星が円軌道を描いて一定の速さで動くとき、惑星の位置と、回転速度、そしてケプラーの法則などを表すとき、三角関数の微分積分が必要になりますが、このとき、角度を °の単位で表してしまうと色々な不都合が生じます。 ところが、ラジアンで表すと解決します。 中学生の段階で、ラジアンという単位を使おうとすると、なんだかわけがわからなくなってしまう生徒が大半だと思います。 角度に関わる掛け算や割り算は登場しません。 ですから、角度の場合は必ずかっこなしで °をつけるものだと思っておいたほうがよいです。 (もちろん、工業関係の図面で角度を表すときには、ラジアンではなく °を使うのが普通ですけどね。)
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- alice_44
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どうかなあ。確かなことは知らないけれど、 (°) に限らず、単位を丸括弧で括ること自体 あまり見かけないような気がします。 2 時間とか 3 km とかは、直付けですよね。 理科だと、0.5 [g/dL] とか 1.2 [A] とか 角括弧で括ることが多いでしょう。 角度を [°] と書くことも、力学なんかだと 普通に行いますよ。
お礼
回答 ありがとうございました。 単位をカッコでくくるのは学校の先生によって嫌がるかたも。 教科書は2項以上ならば式をくくるほうで説明してるのでそちらのほうが好まれてるようです。 で、問題の角度。そうなんです。物理では書いてた覚えあるのですが算数・数学では・・・。 角度の場合にはつけないでおいたほうが無難なようなので、そう教えることにしておきます。
お礼
回答ありがとうございました。 参考書等をひっくり返しても見なかったので、 やっぱり角度に関してはつけないほうが無難なようですね。 そのように教えます。 ありがとうございました。