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「~させていただく」の多用気になりません?
最近気になるのですが、なんにでも「~させていただく」をつけるのが多くて気になりませんか? 石原国交相が藤井総裁に辞任を求めた事に関するインタビューで、 「藤井総裁に辞表を提出するよう申し入れさせていただきました」 と言うのを聞いて、すごく違和感を感じたのですが。 誰に対して謙譲してるの?藤井総裁?記者?国民? 石原国交相は「させていただく」を連発するので、以前から気になっていたのですが。 アナウンサーも必ずと言っていいほど「本日司会を務めさせていただきます」などといいますよね。 さらっと「司会を務めます」でいいと思うのですが。 過剰な謙譲は嫌味っぽいし、うっとうしくないですか?
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過剰な謙譲がまさしくポーズだった例をひとつ。 この人物、わが市の前市長に在職中は「~させていただく」を連発していました。それも慇懃無礼というのでしょうか、相手を牽制するかのような、まるで誠意の感じられない、形だけの「~させていただく」を濫用していらっしゃいました。聴いているうちにハラワタが煮えくりかえるという代物。しかし「低姿勢である」という評判もあるにはありました。 でも、収賄容疑で逮捕、辞職。有罪・実刑判決そして現在控訴中です。 きっと「○○万円、ありがたく受け取らせていただきます」とでも言ったんでしょうね。
- i536
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100%同感です。 その言い方を聞いたとたん、相手の口か自分の耳をふさぎたくなります。 そして、また何度も何度も繰り返して言うのではないかと気になって気になって 以降私はまともに話を聞いていられなくなります。 また、世間の流行でパターン化した言い方を平気でする、言葉に鈍感なひとは、 高度な考えもできないしまた相手の立場を考慮するような公平な考えもできない とも思っています。 タキトゥスの文のようにさらっとすぱっと簡潔に言い切って欲しいです。 そのほうが発言が短時間ですむだけでなく聞き手に誤解されにくいため 正確に伝わります。内容を正確に伝えることが話で第一に優先されるべき ですから、その言い方はやめて欲しいです。 あと、それに加えて聞きたくない言い方が、政治家の「・・・は、いかがなものか」です。 細川さん以降、この言い方をする政治家が増えました。 政治家は自分の態度をYES/NOではっきりと国民に提示する義務があると 私は思っています。したがって、こういう問題提起をするだけのような、 自らの発言内容に責任をとろうとしない言い方をするくらいなら、 はじめから議員になるなといいたいです。
お礼
石原国交相は先日も「藤井総裁の解任手続きに入らさせていただきました」と言っていて、やはり奇異な印象を持ちました。 省のトップの決断なのですから、国民に簡潔に伝わる言い方の方が良いのではないかと思います。 父上の石原都知事の話し方と足して2で割ればちょうどいいのかもしれませんね、笑。 ご回答ありがとうございました。
気になる人しか回答してはいけませんか? 気にならないのですが、回答させていただきます(^-^) 「藤井総裁に辞表を提出するよう申し入れさせていただきました」 はもちろん国民に対して謙譲していますね。大臣なら逆にそういう言い方するのも、良いような気がします。国民をないがしろにしてふんぞり返る方よりずっとまし・・・。 第3者が聞いていて腹が立つ気持ちはわかりますが、会話は本来、面と向かって1対1の勝負だと思いますので、そういう手段を使う事は良しとしたいですし、また、それを受ける当事者の立場に立てば、そんなに悪い気はしないのではないでしょうか? Rieさんの文章のまとめ方も面白いですよ。 になりませんか? 感じたのですが。 気になっていたのですが。 などといいますよね。 思うのですが。 など、させていただく、というセンテンスと50歩100歩の感じですよ。嫌いではないです。
お礼
いえいえ、気にならない方のご意見も待っていました。 逆に好ましく感じる方もいらっしゃるのですね。 #1の方が教えてくださった「言葉遣いの宗教性」を知り、言葉というのは本当に難しいものだな~と実感しています。 ははは、私も人様の言葉遣いを批判できるようなレベルではないのです。 自分が感じていることに対して他の方はどう思っているのかを知るのはとても面白いです。 ご回答ありがとうございました。
- naomi2002
- ベストアンサー率44% (478/1075)
たしかに気になります。 この言い方は関西から広まったと聞いたことがあります。 そういえば、関東では昔はそれほど使われなかったような気がします。 新入社員らしい人が、「~させていただきます」を連発しているのを聞くと、いかにも教えられたようにしゃべっているという感じで、滑稽に感じたことさえあります。 関東人の私にとっては、はっきり言って耳障りな言い方です。 もちろん、「~させていただく」という表現がふさわしい場面もあると思います。 それは次の二つの場合です。 (1)自分に与えられた役目が身に余る大任であったり、名誉なことであるときに、畏れ多いとか有難いという感情を込めて、「~させていただく」と言う (2)相手にとって好ましくないことを止むを得ずしなければならない場合、「申し訳ありませんが」という意味を込めて、「~させていただく」と言う これ以外の場合、私だったら「~させていただく」という表現は使いません。 石原大臣の場合、道路公団総裁は自身が任命権をもつ相手です。つまり部下のようなものだと思います。そもそも敬語を使う必要があるのかさえ、疑問です。 >過剰な謙譲は嫌味っぽいし、うっとうしくないですか? 本当にその通りだと思います。「~いたします」という簡潔で嫌味のない謙譲表現をなぜ使わないのか、不思議に思います。
お礼
naomi2002さんがご指摘の(1)(2)の用法が本来の使い方だと私も思います。 私が違和感を感じるのは、多くの人が(1)を過剰に使っているからだと思います。 へりくだる事も大切ですが、自信を持った言い方をする事も大切なのではないでしょうか。 ご回答ありがとうございました。
- Syo-ya
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ああ、昔、同じこと考えました。 確かに何か嫌味っぽく感じましたね。 歌手でも歌う前に合掌をする人が嫌いだったりしました。 あと「ドラマで競演させていただいた・・・」も嫌でしたね。 でもほとんどがTVに出るような人達の発言ですよね。 職場の上司なんかは逆に「やってやった、感謝しろよ」という顔をする人も普通にいます。 私は年齢と伴に考えが変わってきて、大勢の中から与えられたチャンスなんだという一期一会的な謙虚さなんだなと思えるようになってきて、素直に受け止められるようになってきました。 当たり前のように振舞うのも、自分の立場に胡坐をかいてるように思われがちですからね。 謙虚に振舞うことで高感度があがるということもあるんでしょうね。
お礼
「~させていただく」が無難ということもありますよね。私も悩んだら「させていただく」って使っちゃいます。 >一期一会的な謙虚さ なるほど、そういう受け止め方もあるんですね! ご回答ありがとうございました。
- kotiqsai
- ベストアンサー率23% (10/43)
宗教的な意味があるのだそうです。 石原氏はご家族で「霊友会」だそうですので少し違うかもしれませんが、「させていただく」の多用は、浄土真宗の信者では、当然の用法だそうです。 もちろん、現在ではある意味過剰な謙譲でしかありませんが、門徒にとっては「何かをする」という能動的なことば使いを嫌い「(仏様のご加護で)何かをさせていただく」とインカネーションたる自らを、受動的な立場に置くことが正しいことば使いだったと、司馬遼太郎の書物にありました。 大変申し訳ないのですが、書籍名を失念しました。お詫びさせていただきます。
お礼
なるほど、宗教によって言葉の使い方に意味が出てくるのですね。 それを知らずに石原氏の言葉遣いを「うっとうしい」と言ってしまったことは反省です。 ご回答ありがとうございました。
お礼
あまりに謙譲がすぎると慇懃無礼に聞こえますよね。 謙譲語を多用するのではなく、話し方などから謙譲の姿勢は表現できるのではないでしょうか。 尊敬語や謙譲語さえ使っていればいいというものではないですよね。 みなさま、ご回答ありがとうございました! 質問の性質からポイントをつけるのは差し控えます。 色々なご意見が聞けて嬉しかったです。 また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。