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誉め倒しをする心理

私は「やたら誉め倒す人」が苦手で、どう考えた上での言動なのかが理解できません。私の言う「誉め倒す」というのは、例えば経理に長けた人に向かって、その人がそうでないのを百も承知で「公認会計士さん」と呼び続けるとか、「下手ですが料理は好きです」を真に受けて「じゃあ、あなたはシェフね」を連発するなどといった類の発言です。要するに、相手が「ちょっと得意です」と言った内容をわざと何倍も誇張し、相手に無い資格や職種に無理矢理当てはめて持ち上げまくるのです。 先日、ある集まりでその場面に出くわしました。そのとき「先生」と呼ばれた被害者が必死に「いいえ、私は免許など持っていませんから」と言い続けている姿は本当に気の毒でした。同時に「いや、先生でしょうよ」と言い張る発言者には呆れました。 過剰に誉めまくる人は案外知識人または教養のある人の部類(またはそう見られる方)に多いように感じます。先日の「先生」の発言者もご主人が元大商社勤務の奥様です。実はこの方の前回のターゲットは私でした。 何かが気に入らないのならストレートにコケ下ろせばよいものを、その正反対の「誉め倒し」によって、みっともない姿を晒さずに最後は同じ目的を果たしているようで姑息な印象さえ受けます。正に知能犯です。同じ「誉める」のでも「凄いですね」「そうですか」とか一言サラッとコメントして流す方が嫌味も無く自然と思うのですが・・。 相手を数倍も過剰に持ち上げる、その深層心理の底辺は「嫉妬」かな?と私は思うのですが、それは勘ぐり過ぎでしょうか? 人によっては悪気無しに、ただ誉めちぎることが「良い」と純粋に思うものなのか・・。 そして褒めちぎられて気分が悪い時にはどう返答すれば当方の意向(=すごく迷惑!)を理解してもらえるでしょうか? アドバイスや他の解釈法などあれば、是非伺いたいと思います。よろしくお願いします。

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  • hakobulu
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回答No.4

おっしゃるとおり、「嫉妬」がその根底にあるでしょう。 嫉妬に捕らわれた人間は、通常の場合、相手を貶めることで相対的に自らの優位性を捏造的に確保し、そのことによって自分自身を納得させようとします。 しかし、件の女性は一応の教養を持っているようで、嫉妬を本能的(動物的)反応としてストレートに出すことはさすがに抵抗があるのでしょう。 そこで、相手を仮想的に(且つ、過剰に)持ち上げることによって、現在の力量との比較が自動的に為されるように(無意識にですが)仕組みます。 結果として現在の力量は【相対的に】貶められ、『(このように比較してみればわかるように)実は大したことない』印象が醸成されます。 ただ、こういった嫉妬の原点は何かというと、それは本人の自信の無さであったり、何かに対する怖れである場合がほとんどです。 つまり、そのように自分自身も「過剰に褒められること」によって、その心理的コンプレックスから脱却したいという無意識的願望が嫉妬へとつながっているわけです。 現実的対策としては、相手の何か長所を無理やりにでも探して、そこを褒めておくか、笑って対応することで冗談として定着させるか、でしょうかね。 自らに自信のある人間は兆した嫉妬を克服できますが、それができずにいる可哀想な人でしょう。 表面的には快活で活動的に見えても、おそらくご主人に何らかの不満をお持ちなのだと私であれば推測します。  

kysp1124
質問者

お礼

hakobuluさん、回答ありがとうございました。 ご指摘どおり、ある程度教養のある人は「他人をこけおろす」ような醜態は晒したくないので、代わりに「誉め倒し」戦術を使うのでしょうね。 >おっしゃるとおり、「嫉妬」がその根底にあるでしょう。 例に挙げた年配の女性は元大商社マンの奥方ですが、詰まるところ「自分自身の功績の欠落」が根底にあるように思います。数々の「過去の栄華」も所詮はご主人あってのことでしょうから。それゆえ若い衆から「これが出来ます」とか「これを勉強してます」と聞くと、寝た子(=コンプレックス)が跳ね起きてしまい、知らぬ間に「誉め倒し」が炸裂するんだろうな・・が私の直感でした。彼女に関しては年配というのもありますが、何となく気の毒な気もしたので、何も言い返しませんでした。でも、また会いたいとは思えないです。

その他の回答 (3)

回答No.3

褒めることでしかコミュニケーションをはかれない人(主に男性)がいます 親にそう育てられたのです しかし、地に足が付いている人は褒められても その裏に秘められた意味を見抜いてしまうでしょう なぜなら怪しい物は物凄くくさく臭うからです。

kysp1124
質問者

お礼

moreminuteさん、回答ありがとうございました。 そうなんです、物凄くくさいんです(笑)! 私自身が今回の例に挙げた人の餌食になったときは、私が税制に興味があること=公認会計士と祭り上げられました。大学の専攻は理系ですので経済や会計など全く分野違いです!と何度言っても、「この人、専門家だからねぇ」とあちらも頑として譲らず、あれは純粋に他人を誉める人間の言動でないのは顕著に分かりました。困るのはそれに対しての対処法です。年配なのでまともに口論するのも気が引けますし・・、やはり徹底回避策しかないでしょうか・・。

回答No.2

ほめ殺しの心理とは、要はこき下ろしたいだけ。それをストレートにこき下ろすのではなく、反対方向に持ち上げて結果的に落とすと言う、ひとつクッションがあると言うだけです。 例えばこういう場面を思いつきました。 私が前見ていた番組で、素人がプロのボウリングに挑戦して、勝ったら何か景品がもらえるというようなものです。もちろん素人ですからまぐれでしかプロに勝てないし、そのまぐれも内容ははるかに劣っているんですね。つまり、その状況は、あきらかに自分の(プロよりは)劣った姿を全国の視聴者にさらしている、というものです。 そのとき、こういう参加者が決まって見せていた表情と言うのは、「照れ笑い」「苦笑い」「失望の表情」「萎縮して恐れ入ります」のスポーツ試合中とは思えない表情、そんな感じでした。 つまり、そういうときに、闘志あふれるカオでプレーできるのか?俺は劣っているけどそれが何だ!懸命に必死にプレーしているぞ!というようなぶっ飛んだ人は皆無でした。 つまり、身をわきまえている。姑息にも、堅実にも。そういう「中庸な」人ばっかりでしたよ。 さて、質問の例とこの例を当てはめますとね、結局人間と言うのは、自我自賛のアホにはなりきれんものです。そこで、「いえいえ私はこれくらいの中庸なものです」というお茶を濁した態度をとる人に向かって 「いや、あんたはすごい!大先生、第師匠と呼ばせていただきます!」と迫れば、「そうだ俺は偉い、わかったか下郎ども!」と開き直るバカ(と言うか天才)はいないから、結果的にその中庸のプチプライド人間に対して圧力になるわけですね。「ああ、私は所詮小者だ」ということを強く意識するでしょ。 煎じ詰めればそういう理屈です。 なお、こき下ろすほうは逆で、そうすればこのプチプライド中庸人間は「違う!私はもっと優れている!」とこれまた反発すると言うわけです。

kysp1124
質問者

お礼

garcon2001さん、回答ありがとうございます。 >ほめ殺しの心理とは、要はこき下ろしたいだけ。それをストレートにこき下ろすのではなく、反対方向に持ち上げて結果的に落とすと言う、ひとつクッションがあると言うだけです。 やはりそうですよね。誉め倒す人間から「尊敬の意」なんてのは一瞬も感じませんから。素直に誉める人はあの異質なオーラを発しません。 今回の例のみならず、私がこういった場面に出くわすのは必ずと言って観衆がいる時(=何人かの会合)でした。以前、別の集まりで「大学を出てます」と言っただけで「先生だよ、この人」とやられたことがありました。あの時は余りの低レベルさに呆れその日以来バッサリと交流を絶ちましたが、今回のように親くらいの年配者にやられると対処に困ってしまいます。結果的には、他の人の前で「自分なんて本当に大したことないんです」をイヤと言うほど連発させられて・・って、相手はちゃんと目的を果たしたってことですね。「それ、すごく嫌味ですよ」と言えたらスッキリするんですけど・・。

noname#146847
noname#146847
回答No.1

あんまり言われ過ぎると、ウソっぽいですよ と 言ってやりましょう。

kysp1124
質問者

お礼

controoolさん、回答ありがとうございました。 >あんまり言われ過ぎると、ウソっぽいですよと言ってやりましょう。 はい、そう言いたくもなるのですが、例に挙げた相手は自分の両親と同じ位の年齢なもので、今更指摘しても・・という気になります。同年代ならまた対処の仕方も違うでしょうが・。

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