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大学物理で必要な数学の範囲は?
- 大学一年生の物理学生が、物理の授業で必要な数学の範囲を知りたい。
- 高校数学の習得が必要であり、数IIの範囲では微分・積分とベクトル、三角関数、指数、対数が必要。
- 数IIIの範囲は予測がつかず、物理入門の本を見ても難しそうに感じたため、高校数学の習得が前提と考えられる。
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こんにちは。 >>>一応、必要だと思っているのは数IIの範囲では微分・積分とベクトル、三角関数、指数、対数で はい。そのとおりです。 ほかは、学習指導要領を参照してお答えします。 ---------- 第3 数学II (2) 図形と方程式 座標や式を用いて直線や円などの基本的な平面図形の性質や関係を数学的に考察し処理するとともに,その有用性を認識し,いろいろな図形の考察に活用できるようにする。 ア 点と直線 (ア) 点の座標 (イ) 直線の方程式 イ 円 (ア) 円の方程式 (イ) 円と直線 ---------- 第4 数学III (1) 極限 微分法,積分法の基礎として極限の概念を理解し,それを数列や関数値の極限の考察に活用できるようにする。 イ 関数とその極限 (ア) 合成関数と逆関数 (イ) 関数値の極限 [用語・記号] 収束,発散,∞ ---------- 第6 数学B ベクトルのみ ---------- 数学C の行列は、高度な物理で必要になりますが、単に連立方程式を解くのにも使います。 式と曲線は、微分積分とともに、力を受ける物体の軌道計算に使うときがあります。 確率・統計は、物理でも重要になる場合がありますし、あらゆる科学の常識です。 第7 数学C (1) 行列とその応用 行列の概念とその基本的な性質について理解し,数学的に考察し処理する能力を伸ばすとともに,連立一次方程式を解くことや点の移動の考察などに活用できるようにする。 ア 行列 (ア) 行列とその演算 和,差,実数倍 (イ) 行列の積と逆行列 イ 行列の応用 (ア) 連立一次方程式 (イ) 点の移動 [用語・記号] (2) 式と曲線 二次曲線の基本的な性質及び曲線がいろいろな式で表現できることを理解し,具体的な事象の考察に活用できるようにする。 ア 二次曲線 (ア) 放物線 (イ) 楕円と双曲線 イ 媒介変数表示と極座標 (ア) 曲線の媒介変数表示 (イ) 極座標と極方程式 [用語・記号] 焦点,準線 (3) 確率分布 確率の計算及び確率変数とその分布についての理解を深め,不確定な事象を数学的に考察する能力を伸ばすとともに,それらを活用できるようにする。 ア 確率の計算 イ 確率分布 (ア) 確率変数と確率分布 (イ) 二項分布 [用語・記号] 条件つき確率,平均,分散,標準偏差 (4) 統計処理 連続的な確率分布や統計的な推測について理解し,統計的な見方や考え方を豊かにするとともに,それらを統計的な推測に活用できるようにする。 ア 正規分布 (ア) 連続型確率変数 (イ) 正規分布 イ 統計的な推測 (ア) 母集団と標本 (イ) 統計的な推測の考え [用語・記号] 推定 ----------
お礼
詳しい回答ありがとうございます。大変助かりました。