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嘘についての哲学書
「嘘をつくことは良いことか、悪いことか?」 「良い嘘、悪い嘘とはどのようなものか?」 ということについて論文を書こうと思うのですが、参考になりそうな本があれば教えてください。 どのような内容かも軽く教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。
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嘘と言えばカント カントと言えば純粋理性批判 しかし嘘について詳しく書いてあるのは、俗に嘘論文と言われる論文で 正式名は『人間愛から嘘をつく権利と呼ばれるものについて』というものです。 どういう内容か。 例えば、ある人が私のすぐ近くの物陰に隠れました。 そのあと包丁を持った男がきて、「こういう奴がこのあたりに来なかったか?」と聞いてきました。 むろん「こういう奴」とは、さっき物陰に隠れた人でした。 さて、あなたはここで嘘をついて「いいえ、そんな人見ていません」と嘘をつくのはよいことなのか。 こういう問題について、まるで詰将棋をするようにカント持ち前の頑固さでもって論じたもの、らしいです。 まあでもやっぱりカントの嘘について扱ったサンデル教授のこの講義の動画が手っ取り早いんじゃないでしょうかね。 http://www.veoh.com/watch/v2080048876MKBZhy
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- 雪中庵(@psytex)
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回答No.1
Aならば非Aではない、というのが虚実の起源であるが、 真実はAでも非Aでもないところにある、というのが ゲーデルの不完全性定理です。 「私の言う事は全て嘘だ」という言明が嘘か実か、 という問いに答えられないパラドックス(自己言及)が、 実はこの世界(=有限的存在性)の根源を成す、という 認識なく、「嘘」を断ずることはできないでしょう。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。 まずはパラドックスについて学び、認識を高めようと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 わかりやすくて助かりました。 動画の紹介ありがとうございました。