>慣れない単位だからかで混乱してしまっています。
吸光度は、測定した値そのままで、単位はありません。比重に単位がないのと同様に。
ですから、0.5 ODではなく、「吸光度は、0.500」と表現します。また、ODと吸光度は同じ意味です。
光路長(セルがの厚さ)が10cmのものを使えば、吸光度は10倍になりますので、機械に表示された値そのままが吸光度です。一般的には、光路長が1cmのものを使いまので、モル吸光係数や1%濃度のもの(E1%1cm :適切に書き表せませんが)は、1cmのセルで測定した値で表示しています。
>「1ml溶液における1cm光路長あたりのUV260nmの吸光度を意味する」
液量は無関係で、光路にサンプルが満たされていることが不必要です。また、260cmはUVですから、蛇足です。論文を読んで貰えば分かりますが、「吸光度は、260nmで測定した」と簡潔に表現してください。1cmのセルで測定しているのは、暗黙の了解です。同じ試料でも波長によって変わるので、波長は不可欠です。
>たとえば1mlに溶解したDNAの、260nmにおける吸光度が0.5だった場合、0,5ODというところまでは分かります。
では、0.2mlに溶解したDNAの、260nmにおける吸光度が0,5だった場合、何ODになるのでしょうか?
「何OD」の表現は、不適切。「吸光度は、いくらでしょう」
吸光度は、光路長に比例し、濃度に比例します。すなわち、液量が変わっても、変化しません。液量が少なくなれば、セルの光路に液が当たらないので、不正確な値がでます。液が増えれば、セルるから溢れるだけです。。
サンプルを希釈や濃縮すれば、濃度が変わるので、それに従って吸光度は変化します。