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中国人キャラが使う「~あるネ」、語源はどこ??
別に実際に中国の方がそういう使い方をするかどうかはともかくとして(中国人に友人いませんので)、よくマンガなどには 「~アル」「~あるネ」「~あるヨ」 という語尾の日本語をしゃべる中国人が出てきます。 気が付いたらそういう言葉があったような気がしますが、この中国人をあらわす言語記号(?) 「~あるネ」「~あるヨ」 を使い出したのはいったいどこからなんでしょうか? リアルでもゼンジー北京が使ってたかな??
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元々は、華僑の人たちが日本語を手っ取り早く話せるようになる為に考え出した法則だそうです。 各品詞の終止形だけをつなげ、肯定文の最後に「~アル」を、否定文の最後に「~ナイ」をつければ通じるようになっています。特に必要のないときには「~アル」は省略可。 語尾の「ネ」や「ヨ」は中国語でよく使う末尾後の直訳とも、男性と女性の口調を分けたともききます。 別の意見としては、中国語の逐語訳、つまり一字一次に拘った直訳がそうなるからとも。 例 私 中国人 あるよ →私は中国人です。 あなた 中国人 ないよ →あなたは中国人ではありません。
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- chaff
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私も何人か(もう少し多い?)の「日本語をカタコトで話す中国人」と話をしたことがありますが、「~アルネ」を使う人は一人もいませんでした。 ホント不思議ですね。 ★「~アルネ」の法則 私が学生の頃、中国語の小説を読みながら編み出した法則です。(笑) 中国語口語体「~了」は、日本語において等価に「~アルネ」と翻訳してよい。 例1:我 回来了 わたし かえてきたアルネ 例2:下雨了 あめ ふているアルヨ 「~あるネ」については、 私の知る限りでは石ノ森章太郎の「サイボーグ009」のなかで006張々湖が 「私お金ないあるよ」 「何も食べてないあるよ」 と、初登場の頃から連発しているのが最初です。 敢えて否定文の「ない」のうしろに「~あるよ」をつけているのがミソで、日本人からみた中国訛り日本語のステレオタイプを茶化したギャグだと思われます。 してみると、当時すでに「~あるね」は人口に膾炙した表現になっていたと思われます。 遡ればもっと古い文献はいくらでもでてくるでしょう。 因みに、「サイボーグ009」初出は1966頃とのこと。 #4の方の「フランキー堺」はホントきれいな中国語を話します。 確か岡本喜八の映画でも中国八路軍の軍人役をやっていましたね。
お礼
中国語の小説の法則、面白く読みました。 確かにいいような気がします。 コミック系統から不思議に思ったことにも触れていただきましたが1966だと自分の生まれるもっと前・・(=。=) やっぱり語源は古いのですね。
- 1511
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(根拠ないです)わたしの思い込みなんですけど。 フランキー堺あたりだと思ってました。 映画もみた事ないのですが…。
お礼
ありがとうございました。
全く自信なし。 今まで、ゼンジー北京だとばかり思っておりました。 そんなしゃべり方する中国人見たこと無かったので。
お礼
ありがとうございました。 自分も見たこと無いんで疑問なんですよね。
こんにちは。 自信はないのですが、1960年代~70年代にNHK『きょうの料理』の講師として活躍した陳建民氏(“鉄人”陳建一のお父さん)の語り口が、まさにこのような感じだったような気がします。
お礼
ありがとうございました。 ちょっと調べてみようかなと思います。
- vavin
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私もゼンジー北京が一瞬脳裏をかすめましたが(笑) あの人も日本人(日本だけど中国地方出身なんで あの芸風になったのですよね?たしか。)なので ゼンジーさん自身も外国人をマネした可能性があります。 と言う事で、やはり日本で元祖有名中国人と言えば… 『アグネスチャン』に1票です。(^^)
お礼
ありがとうございました。 ゼンジー北京さん、日本人だったんですか! ・・・本当は中国の人と無関係なのかも。 まーアグネスチャンさんはそのようなしゃべり方ではなかったな、というのは明確にわかります。
お礼
理論的考証、ありがとうございました。 中国語は第二外国語で取ったので そこに結びつけるとわかりやすかったです。 華僑の方の逐語訳といえば 「お兄さん ギョウザ あるよ」 のしゃべり方を中華街でチョクチョク聞きますし。 まぁ、これを 「お兄さんはギョウザです。」 と訳すと 「俺は中ににんにく詰まってるのか(自爆)」 ですが。