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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:以下の文脈が分かりません(京大))

おとぎ話の発展における危険性とは?

このQ&Aのポイント
  • おとぎ話の持っている、健全な発達への唯一の危険性というのは、他のあらゆる芸術にも備わっている危険性である。つまり、読者は、ヒーローが勝利しているときは自分を重ね、ヒーローが苦しんでいるときはその立場から自分を離して考えたがるということである。
  • おとぎ話のヒーローは、ハッピーエンドになることを知らないという事実を無視し、読者はヒーローの挑戦を現実のものとして考えることができなくなる。
  • おとぎ話は、読者にヒーローの勇気や苦労を感じさせ、想像力と理性の両方に訴える作品である。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cbm51910
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回答No.1

ヒーローはハッピーエンドになることを知りません。従ってそのストーリーの中において苦難や苦境に直面している瞬間、ヒーローは「もしかしたらこのまま俺は死んでしまうのではないか」などと本気で考えてしまうわけです。つまり、本気で苦悩したり、苦痛を味わってしまうわけです。 一方読者は「どうせこのストーリーもハッピーエンドで終わるのだから。」とタカをくくって(余裕の構えで)物語を読むわけです。ですから途中、いくらヒーローが苦難や苦境に直面しても、「ここは少し我慢しておくべし。そのうち絶対に局面は好転するから。」と(無意識のうちに?)心の中で思ってしまっているのです。つまり、あまりリアリティーを感じていないことになります。

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