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放射線被曝量の単位Svについて
- 放射線被曝量を表す単位Svには、Sv/hやSv/年などがあります。
- 福島原発周辺の放射線量が400ミリSvに達しているというニュースを、Sv/h・cm2とSv/年・m2で比較すると、全く異なる結果が得られることがあります。
- 被曝医療の資料では、1Sv以上の被曝なら放射線火傷の症状が現れるとされていますが、具体的な単位が明確ではありません。
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放射線の強さを示す時はSv/h(シーベルト毎時)です。 被曝量の単位はSv(シーベルト)であって、Sv/年などでは有りません。 1mSv/h の放射線を1時間浴びたときの被曝量は1mSvになります。 1mSv/h x 1h = 1mSv これは自動車の速度と走行距離の関係になぞらえることができます。 Sv/h は自動車の速度(km/h)、Sv は走行距離(km)です。 瞬間的に放射線(Sv/h)が強くても時間が短ければ被曝量(Sv)は少なくなります。 マスコミにはちゃんとした単位を使ってほしいものです。
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- hanzo2000
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通常の発表は「毎時」のようですね。 最近は、キチンと時間単位も含めて報道されることがほとんどですし、 特に指定されていなければ、毎時であると私は判断しています。 もちろん、情報を隠すために単位時間をあいまいにしているというケースはあるかもしれませんが、 疑いだしたらキリがありません。 おっしゃるとおり、シーベルト毎時と、シーベルト毎年、は まったく意味が違ってくることは間違いありません。 シーベルトとベクレルの関係は、 光で例えていえば、 ルクスとワットの関係と似ています。 ルクスは明るさですね。 ルクスは平方センチとか平方メートルとか、広さ単位に関係なく、 その場所の明るさです。 広いところ光に当たるから明るい、狭いから暗い、 というものではありませんね。 シーベルトもこれと同じようなものです。 たとえば、1シーベルト毎時の空間に、1時間のあいだ、 手だけ出ていたら、手は1シーベルト毎時の被爆をします。 全身がその空間に1時間露出していたら、全身が1シーベルトの被爆をします。 余談ですが、 ベクレルはワットのようなものですから、 このたとえでいえば「発光能力」のようなものです。 どれだけ発光する能力があるか、 つまりどれだけ放射線を出すか、という単位です。 こんな説明でご理解いただけますでしょうか。
お礼
ありがとう御座いました。 大変よく分かりました。 ベクレルとシーベルトの違いも、感覚的に掴めました。 質問をしなおした方が良いかもしれませんが、350万ベクレルの放射線物質?放射能?から距離にして1~5mしか離れていない所に居たら、毎時何Sv被曝してしまうのでしょうか? 遮断物が空気以外にないとして・・・。 しかし、海外のネットで呼んだ新聞記事のNRCのシュミレートによるアメリカの避難基準が10mSvらしいですが、これが10mSv/hなら、とんでもない被曝量だと思うのですが・・・。 ニュースにはmSvとしか書かれていませんでした・・・。 半径80kmに100時間居たら1Svの被曝をしてしまいますよ・・・。 それとも、瞬時に最大値が10mSv/h ぐらいに達しそうな危険区域ということなんでしょうか・・・。
お礼
最近は、Bqなどの放射能量も使われ、Svとの関係が余計にわかりにくくなりました・・・。 もう少しわかりやすく報道してもらいたいです・・・。