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二酸化炭素吸着用のソーダー石灰
ソーダー石灰は二酸化炭素の吸着材に使われるようですが、一回吸着してしまうと交換が必要ですか? それとも再利用が出来ますか?
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「吸着材」と書いてあるものも見受けますが、吸着剤ではありません。「吸収材」にしましよう。 吸着は、物理吸着にしろ、化学吸着にしろ、表面での作用ですが、ソーダ石灰に二酸化炭素が吸収されるのは、中和反応という化学反応で表面だけの作用ではありません。 物理吸着なら、割合簡単に再生再利用ができます。化学吸着では再生が困難になります。中和反応では、再利用はできません。使い捨てです。 中和反応ですから、次の反応で、どれほど吸収されるか計算ができます。 CO2+Ca(OH)2 → CaCO3+H2O Ca(OH)2 1[g]でCO2 0.6[g]弱 吸収する計算です。 http://www.ogaki-tv.ne.jp/~yabashi-g/mainpl/sodalime.html
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- TEOS
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昔は、食品の保存の研究をしていたので、 包装食品から出る、CO2の吸収も研究しました。 かなり、あんちょこですが、生石灰の乾燥剤を同封して、生ミソ、柿 コーヒーから出る、CO2やエチレンを吸収しました。 一応、商品化して、もっともらしいパッケージにして、食品メーカーに売り込み、売りました。 実用新案は、取れなかったけど、 報奨金に5万円頂きました。 出来れば、生石灰の方が吸収しますが、 多量の水分ある場合、消石灰や炭酸ソーダ(山から掘り出したまま粉砕) を混合して、吸収を鈍らせます。 包装材料にも秘密が有るのですが、特許が有るので控えます。 食品衛生法の食添に該当するものしか使えない。 もちろん、再利用不可能。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。
- Saturn5
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その1回あたりの吸着量がわかりませんので何とも言えませんが、 ソーダ石灰はCO2を化学吸着するものです。吸着量が増えると 吸着能力が下がっていきます。 ですから、吸収量が少量だと再利用できるかも知れません。 ただし、安い試薬なので再利用しないのが普通です。
お礼
ありがとうございました。
お礼
詳しい説明ありがとうございました、とても参考になりました。