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大気中の二酸化炭素濃度とその調節

科学に詳しくないので教えてください。 1、 1m3の空気の中に二酸化炭素はどのくらい含まれているのでしょうか? (一般的なおおよその濃度で結構です) 2、 石灰石と塩酸でその濃度を約三倍にしたいのですが、どのくらいの量の石灰と塩酸が必要でしょうか? 抽象的で答えにくいと思いいますが、おおよそで結構ですので教えていただけませんか? 詳しい方、よろしくお願いいたします。

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  • NPAsSbBi
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回答No.1

空気の分子量は28.84です。 分子量は1molの重量で、理想気体では1mol=22.4Lなので、比例計算をすると、 空気1m3の重量は1,287.5gです。 二酸化炭素の空気中の含有率は一般に0.04%程度なので、1,287.5×0.0004=0.515g が、 空気1m3中に含まれる二酸化炭素の重量となります。 この濃度を3倍にするためには、二酸化炭素の含有量が3倍にする必要があります。 二酸化炭素が増えた分、空気の総量も増えるので、厳密にはそれを考慮しなければなりませんが、 二酸化炭素の増量は空気の量に比べて充分に小さいので、そのまま3倍することにします。 すると、増やさなければならない二酸化炭素の量は、0.515×3-0.515=1.03gということになります。 二酸化炭素の分子量は44なので、1.03gの二酸化炭素は、1.03/44=0.0234molです。 石灰石と塩酸から二酸化炭素が生成する化学式は、 CaCO3+2HCl→CaCl2+CO2+H2O なので、二酸化炭素を0.0234mol生成するために必要な石灰石は0.0234mol、 塩酸は0.0468molとなります。 石灰石の分子量は100.1、塩酸の分子量は36.46なので、それぞれ2.34g, 1.71g必要です。

gekikaraou
質問者

お礼

わ、すごい^^ 完璧な計算と理解しやすいお答え、感謝致します。 ありがとうございます。

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