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住宅ローン
住宅ローンを受ける資格について教えてください。 住宅ローンについてのサイトを見ていたら、 申込資格に “過去3年間未納税額がないこと”や “過去2年間の保険料を納めていること” と書いてあったのですが この税・保険料とは、市民税・年金・健康保険など全てを 指しているのでしょうか? 3年以上前に未納があった場合、何か不都合はあるのでしょうか。 (本来借り入れできる金額より少なくなる、など)
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おっしゃるように,所得税・住民税・国民健康保険料(地方によっては国民健康保険税)・国民年金保険料のことを指します。 お上に納めるべきものを納めない奴が,わしら民間にきちんと借金を返済してくれるのか???? と言うことだと思います。 つまり,「滞納したことがある奴はまた滞納する」という疑いを持たれているわけですね。きちっと支払っていると「こいつは信用できる」と思うわけです。 住宅ローンは販売価格の80~90%ぐらいまで貸してもらえます。しかしながら,新築住宅と言えども一度人が入居してしまえば,2割以上価値が下がってしまうわけです。つまり,ローンが滞ってしまって,担保にした住宅を売りさばいても,ローン全額を回収できない訳です。デフレ・地価下落が続く昨今,住宅の担保価値は下がる一方です。 貸し手としては,担保不足であっても,毎月きちんと返済して頂ければ文句はありませんから,借り手が信用できるかどうかが重要な鍵となるわけです。 ですので,税金等の未納の有無が,信用できるかどうかの指標として用いられているのです。
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文面を読むと、過去3年は市民税+所得税のことでしょう。 なぜ3年なのかはわかりません。税金の場合は最大で5年まで遡れますが、、、 最近3年間で未納でなければそれ以前も大丈夫だろうという意味だと思います。 過去2年とされているのは年金と健康保険ですね。 これは年金は2年以上の未納は未納が確定して収めることができませんので。 また健康保険も自治体により時効が2年か3年となっていますので、それ以上は遡っても意味がないわけです。(短いほうに合わせたのでしょう。) ただ上記を金融機関が調べることができるかというと健康保険は未納だと保険証を取り上げられますから確認できますが、税金と年金はプライバシーがありますので調べることはできないでしょう。ただ、それを隠して後で発覚すると、規約違反ですから直ちに全額返済を迫られる可能性があります。 なぜこれが重要なのかというと、金融機関が抵当権を設定するときに、もし税金・保険料を滞納していたとします。すると国や自治体が未払いを回収するためその物件を差し押さえると、金融機関が第一抵当権者であっても、国や自治体の差押が優先されます。 つまり、競売にかけられて税金などを支払った後の残金しか金融機関は手にすることができません。そのように法律で税金関係は強い徴収力を持っているのです。 抵当権が設定された後の税金関係の滞納であれば、第一抵当権者が優先します。しかし抵当権設定前の滞納は金融機関にとって大きく不利になっているのです。言い換えると担保価値が下がるということです。 なので原理的にはその滞納額分だけ担保価値を低く見ればよいかもしれませんが、そのような人物がきちんと返してくれるのかという疑問もありますのでまず貸してくれないでしょう。 滞納は何についてですか? 2年以上前の国民年金であればもう滞納確定で納めることも、徴収されることもありませんので問題にはなりません。 (別の意味で問題ありますが)
お礼
とても分かりやすく説明していただき、 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね・・・貸す側としては 「税金もちゃんと払えないのに」ってなりますよね。 『過去3年』と明示しているということは、 3年以上前の未納は、特に調べられることがないという ことなのでしょうか。