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社会学を勉強されてる方

私は社会学にまったく詳しくないので間違っていたら すみません。 社会学を勉強されている方は、どんな問題も社会システムの問題として捉えますよね。例えば、老人や子どもの虐待については、「福祉政策や社会に問題がある」、というように。このように考えている方は、個人の責任について、どう考えているのですか。何でも社会の責任であり、個人の差別意識や行為そのものは全く問題ないという事でしょうか。頭の悪い人にも分かるように教えて下さい。おねがいします。

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回答No.2

 totimaluさん、あなたの主張は、ある意味正解の部分がありますが、誤解されていると思われる部分もありますので、私なりの考えを書かせていただきます。  社会学はどんな問題でも社会システムの問題として捉えるとありますが、この時点であなたが社会学と捉える研究領域が狭いということがわかりました。なぜなら社会システムに帰依するものばかりではないからです。たしかにあなたのおっしゃるものも社会学のひとつです。ただ、それは研究対象が非常に大きい場合か、お役所が調査の場合はこういう結果が出ます。またそういう結果のほうが有効な場合もあります。  しかし私が考えている社会学はそれだけではないと思われます。例えば地域の住民の意識調査などはどうでしょうか。この意識調査を元に地域づくりをするということも立派な社会学の研究です。この場合、むしろ地域住民の実態調査や意識調査を行い、地域住民の問題意識や各々の解決案などを調査によって引き出します。こうなるとどんな問題も社会システムの問題として捉えるという色は非常に薄いものではないでしょういか。  いずれにしても、社会学というものにはほかの哲学などと違って、きちっとした形のないものですから、あらゆる領域が社会学として存在すると考えて、もう少し柔軟な考えを持つことをお勧めします。  またこれは暇なら見ていただければよいことですが、NHKの「ご近所の底力」という番組は、まさに社会学のひとつではないでしょうか?一応URLも添付しておきますので、ご参考になれば幸いです。

参考URL:
http://www.nhk.or.jp/gokinjo/
noname#6246
質問者

お礼

ありがとうございました。私の考えているようなものばかりではないのですね。社会学はひとつの定義に絞ることができない、幅の広いものだということが分かりました。

その他の回答 (1)

  • kenzo16
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回答No.1

>社会学を勉強されている方は、どんな問題も社会システムの問題として捉えますよね。 そんなことは無いと思いますが・・・ アプローチの仕方のそれぞれの学問によって違うということです。 老人や子供の虐待について 「教育」問題として取り組むことも出来ると思います。 当然、制度の問題、教育の問題、など 複雑に絡み合っています。(ありふれた言い回しですが) その問題に対するアプローチをどこから行くのか? というだけでどの学問が優れている どの学問は理論だけで実効性がない という判断は危険だとおもいます。 >個人の責任について、どう考えているのですか。 難しい質問ですね。 学問としての答えは当然ありません。 個人として物事に取り組む時にさまざまな学問のアプローチ手法を使うというだけで 個人(当事者および関連した人たちということでいいですよね)の責任は当然問題にしている としかいえませんが、 「社会学は個人を考慮に入れない」ということはありません。

noname#6246
質問者

お礼

むずかしいですね。きっと、私の視野が狭いのでしょうね。この問題はこの学問で答えを出さなきゃいけないっていうんじゃなく、いろいろな方向からみることもひつようなんですね。ありがとうございました。

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