- ベストアンサー
三好達治の「鐘鳴りぬ」について
「鐘鳴りぬ」の中の(五暁)ってなんでしょうか。 教えて下さい。 (おもひもうけぬ日の空に ひびきわたらふ鐘の音を 鶏鳴か五暁かしらず)
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
中国の「史記」にある漢の高祖劉邦の軍師的な人物張良の若い頃のエピソードです。 あるとき不思議な老人に認められ「5日後の夜明けにここに来い」といわれ、それに3度挑戦して、兵法書を頂いたというものです。「鶏鳴」は夜明けに鶏が鳴くからです。 私は、この疑問を20歳頃に感じ、分るまで20年ほどかかりました。rabbitさんは、どうしてこれを調べる気になりましたか?
その他の回答 (1)
- epkakpe
- ベストアンサー率43% (113/260)
回答No.1
はじめまして。 漢字源などを調べても「五暁」は載ってませんでした。 もしかしたら造語かもしれませんね。 ただ、田螺金魚の洒落本『契情買虎之巻』に「五暁」という人物が出てきます。勘当されたりするのですが、もしかしたら人物名かなとも思います。 できましたら、 その詩の前後をもう少し教えていただけないでしょうか。
質問者
お礼
ありがとうございました。そうなんです。辞書にも載っていないし、当て字かなとも思ったりしました。 「聴け 鐘鳴りぬ 聴け つねならぬ鐘鳴りいでぬ かの鐘鳴りぬ いざわれはゆかん おもひもうけぬ日の空に ひびきわたらふ鐘の音を 鶏鳴か五暁かしらず われはゆかん さあれゆめ ゆるがせに聴くべからねば われはゆかん 牧人の鞭にしたがふ仔羊の 足どりはやく小走りに・・・」
お礼
ありがとうございました。 この詩は、多田武彦男声合唱曲集3の中の組曲「わがふるき日のうた」の(6)です。だれも意味がわからず、わからないまま歌っていたそうです。 鐘の音、鶏鳴=音 五暁=なにかの音かなと思っていました。