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二重転記の回避について
現在簿記2級の勉強をしているものです。 二重転記の回避について学んだんですが、よくわかりません。。。 補助簿から転記する際にわざわざそんなことする必要はあるのでしょうか? 仮に(現金)・・・(売上)・・・ という仕訳があったとします。 現金は現金出納帳、売上は売上帳に記載され合計転記すると思うのですが、この合計に二重で加算されることはありえないと思うのですが。 まだ日が浅いので理解しきれていないのかもしれません。 もしよろしければご教示の程よろしくお願いします。
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たとえば売上帳に記入する売上げが全部掛で売掛金しか発生しない場合はそれで良いのですが、現金売上がある場合は二重仕訳が出てきます。 現金出納帳の入金に、相手勘定「売上高」で入金があり、一方売上帳では相手勘定「現金」で売上が上がります。 これを合計仕訳すると、現金出納帳でも売上帳でも 現金 999/ 売上高 999 の仕訳が出てきますね。 このように特殊仕訳帳が複数ある場合は、相手が他の特殊仕訳帳の勘定科目の取引が発生する場合は、その二重仕訳を除く処理をしないと、総勘定元帳でその分だけ二重計上になってしまうのです。 問題は特殊仕訳帳が存在する科目だけを注意するということですから、これは帳簿組織を見ればすぐわかりますよね。 でも実際は今は会計システムで処理するのが普通でしょうから、この問題に現実に遭遇することは滅多にないと思います。あくまで試験問題の理論的な問題と思ったらよいでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 とても詳しく助かりました。 また質問する機会がありましたら、よろしくお願いします。