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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:欧米のコンサルティング事情について)
欧米のコンサルティング事情について
このQ&Aのポイント
- 欧米の経営コンサルティング市場はアメリカで6~10兆円、日本で1800~3000億円と大きな差がある。
- 欧米諸国でもスモールビジネス向けのコンサルティングがあり、創業支援が主流だが、売上規模が小さい場合に経営コンサルティングが行われるかは不明。
- 小さなお店に経営コンサルティングが必要かは国によって異なるため、欧米の状況は特定できない。
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質問者が選んだベストアンサー
欧米全般については分かりませんが、 ドイツに関しての場合でお答えします。当方、ドイツ在住、主に法律関係のコンサルトをしております。 商工会議所や保証銀行、貯蓄銀行などが かなり細かいところまでコンサルティングを行なっています。これは起業に際しての資本金融資を受ける場合などに、これらの融資が焦げ付かないように起業プロジェクト構築時、事業拡大時などでのサポートを行なっていく必要があると考えているからです。各銀行、商工会議所は、業界団体や専門の近い教授などの顧問を迎えながら、これらのプロジェクトを精査し、不可能と思われるものに関しては融資を断るなど、かなり厳密な運用を行なっております。そのため、中小企業に関しては、いわゆる経営コンサルタントは別途必要ないことになります。また、日本の中小企業と異なり、ドイツでは非常にコアな業態を維持する中小企業(特許二つ三つのみの経営も多い)が多く、無理な事業拡大はしないことが多いです。また、企業の倒産、組み換えも多く、経営危機の企業を何が何でも維持しようとするよりは、倒産させてしまって、新しい起業を考えるケースの方が多いように感じます。 また、コンサルト市場の規模が大きく違うことに関しては、日本市場が、こうしたコンサルタントの役割を軽視して、安く買いたたこうとする傾向が強いことが理由として挙げられると思います。また、自分たちが何を知りたいのか明確な内容が分かっていないことも挙げられるでしょう。ドイツ側の顧客からのスペック切りと日本側の顧客からのスペック切りにはあまりに大きな違いが見られます。 非常に部分的な回答ですが、ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。 現地でご活躍されている方のお話が聞けて大変うれしく思います。 まさか、そういった方からご回答いただけるとは思ってみませんでした。 ご回答から、コンサルタントは融資がからむ際に必要とされることが、 伺えますが、融資を受けない場合はどうでしょうか。 たとえば、スモールビジネス、家業などにはコンサルタントは必要ない という印象を受けますが、そのあたりはいかがでしょうか。 やはり、規模があまりに小さすぎると、コンサルタントに支払うお金がないため、 利用できない、していない、というのが実情なのでしょうか。 せっかく、ご回答くださったのに、また新たな疑問がわいてきました。 tknakaさん、本当にありがとうございました。 また、お暇なときにでもご回答いただければ幸いです。