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インターフェロン療法について
父61歳が若いころの輸血が原因でC型肝炎をわずらっています。 最近になってウィルスの型がセロタイプ(グループ)2 のためペグインターフェロン製剤単独で48週間かけて治療することになりました。 ちなみに父は悪性リンパ腫であり、血小板が184と高値ですが出血したら血がなかなかとまりません。 あと私は元Nsですので医学的な答えや経験者の方の答えが知りたいです。 (1)ペグインターフェロンとは何か? 副作用や治療の内容、治癒の確率、まずはどんなものかからおしえていがだけませんか?(ちなみに父は副作用ではげることを気にしています(笑)) (2)血小板高値なのに血がなかなかとまらないということはありえるのでしょうか? よろしければ教えてください。よろしくお願いいたします。
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- narigon
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薬の開発に携わっている者です。 (1)ペグインターフェロンとは何か? ペグインターフェロンはそのままなのですが、インターフェロンにポリエチレングリコール(ペグ PEG)と言う高分子がくっついた薬です。 今、使われているのはペグイントロンと言って、インターフェロンα-2bのイントロンAにペグが付いた物です。 インターフェロンはご存じの通りC型肝炎の治療に使われていましたが、インターフェロンにペグを付けることによってインターフェロンに対する抗体ができにくくなったり、血中滞留性が向上して血中半減 期が長くなっています。 つまり、投与回数が大幅に減少し、長い間血中濃度を維持できることから治療効果も上がり、かつ、抗体ができてしまい効かなくなる等の副作用も低減している薬です(凄くざっくり書いてますが…)。 治癒の確率ですが、ペグイントロンの単独投与と言うことですので、たぶんジェノタイプ2の低ウイルス量だと思います。 お父様のタイプは一番治りやすいタイプで、プロトコールが完遂できた場合は89%とかなりの高い確率でウイルスが陰性化します。 また、再燃時や陰性化できなかった場合でも、ペグイントロンとリバビリンの併用療法を行う事により90%の確率でウイルスが陰性化できます。 インターフェロンは毎日投与で辛かったようですが、ペグ化する事により投与は1週間に一回です。 ペグインターフェロンはインターフェロンと比べると副作用が少ないとは言われますが、発熱、倦怠感や頭痛などインフルエンザ様の症状はほとんどの人で出るようです。はげとか余り聞かないので安心をwあとは白血球や血小板が急に減少することがあり注意が必要です。まぁ注意するのは医者ですが。 血小板については何にもわかりません…ごめんなさい。
お礼
ありがとうございます。とても助かりました。父はとても不安そうでしたので。本当にありがとうございます。・゜゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!