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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「The Giving Tree」が「おおきな木」)

The Giving Treeがおおきな木

このQ&Aのポイント
  • Shell Silversteinさんの名作絵本「The Giving Tree」の邦題が「おおきな木」だということを始めて知りました。
  • 「おおきな木」は、犠牲の精神や崇高な愛を表現する日本語の単語がないことを感じさせます。
  • 「giving」一言で自分の身を削ってでも惜しみなく与える精神や無償の愛を表現できると思います。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

>giving 一言で、自分の身を削ってでも惜しみなく与える精神とか、無償の愛を提供するメンタリティ、などを意味できる おっしゃる通りです。 日本語と英語は一対一に対応しているわけではありませんので, 一語で奥深い意味を表すことができるものを別の言語で同じような意味合いを持たせるのは難しいです。 それとなく日本語にすれば 「恵みの木」 とでもなるのでしょうが,「恵む」という日本語には独特の響きがあり, give が持つ無色透明性が失われます。 We Are the World の歌詞 So let's start giving これは日本語に訳しようがないと当時思いました。 一応,訳詞では「さあ今こそ始めよう」と give を無視しています。 そういう意味で,「大きな」という日本語で奥深い語にしたのはすばらしい訳だと思います。 big/large/great が「大きな」の直訳ですが, 英語のこの3語にもさまざまな意味がある以上に日本語の「大きな」にはさまざまな意味があります。 さらに,「おおきな」と仮名にしているところがすばらしい。 単に絵本だから,というのでなく,この平仮名にすることによって,さらに広がりを感じます。 それが英語の giving が持つ響きと一致しなくてもそれは仕方のないことです。

noname#195872
質問者

お礼

そうでしたか…。この言葉は訳しようがなかったか…。そう伺うと、あきらめがつきます。一対一対応は「giving」に関してはちょっと無理がありますね。 「めぐみの木」もそれとなくいいですね。「めぐみの」=「merciful」には上下関係のベクトルを感じてしまうから、上からでも対等でも献上でも、どこにでも向けられる「giving」の多方向なところを包括できるなら、広がりと奥深さの点で「おおきな」の方がいいのかなぁ…。疑問を抱くよりも、ひらがなで「おおきな」と著した訳者の叡智と思慮に感服し、「おおきな」の意味を尊重しようと思います。 そう思うと、「おおきな木」と読んだだけで涙がこみあげてきました。「The Giving Tree」という題名を聞いただけでジーンとにじんでくる涙と同じです。ってことは、日本では「おおきな木」でいいのでしょう。 納得しました。ご回答いただき、たいへんありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • marbleshit
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回答No.2

幼少時からの愛読書に関するご質問に快哉を叫んでいる次第です。 >邦題で「おおきな木」とせざるを得なかった背景は知りませんが、ちょっと物足りないような…。でも「あたえる木」では子供にはわかりにくいからでしょうか…。 おっしゃりたい旨正に我が意を得たりの思いであります。 >日本語にもそんな言葉があっていいのにな、と思いますが…。端的で明解な日本語の単語が、ないものでしょうか? この giving を表す日本語として、最も相応しいと思われるのは、 「寛容な」ですね。 更に「献身の・献身的な」「施す・施しの」「自己犠牲の」 等の日本語も内容的には符号するでしょう。 親が子供に施す無償の愛こそが献身、自己犠牲であり、 何より生きる喜びであります。 生命とは他者に尽くすために命を使う、まさに使命を帯びた存在であることは 釈迦仏法にも説かれている通りです。 仏典にある十界論における最高境涯を「仏界」と呼び、 「大いなる慈悲の人」 と称する場合もあります。 日本語の「おおきな」は極めて抽象的且つ曖昧模糊でありますが、 原語の持つ多義的・重層的な含意を表現する意図、 加えて日本人生来の宗教的無知が引き起こすアレルギー回避の 戦略的意訳の意味合いも垣間見えるようであります。 以上を踏まえ個人的な翻訳試案として胸に去来しますのは、 「生命の木」 でありますが、これでは売り上げに「献身」能わず必至でしょうから 「おおきな木」がまさに穏当なのでしょう。 思いつくままの拙文をお詫びすると共に、興味深い御質問に感謝申上げます。

noname#195872
質問者

お礼

「正に我が意を得たり」…でしたか。質問してよかったです(ニッコリ)。 「寛容な木」「生命の木」をひらがなで「こころのひろい木」「やさしい木」「いのちの木」などとしても、とってもいい絵本の題名になりますね。でもやはり「原語の持つ多義的・重層的な含意を表現する意図」から、「おおきな木」が穏当だと思えるようになりました。 献身的な無償の愛の表現やカタチは、種族や国境、宗教や文化の違いを超えるものだと信じています。でも、内容的に符号していても、教え方がいろいろあるように、言葉にも違いがあり、それぞれが一対一に対応しないこともあるのでしょう。その一例を「giving」に見たように思います。 よく学べました。ご回答ありがとうございました。

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