- ベストアンサー
新築建築中の不安
木造で新築の建築中です。 先週無事に上棟式を行いましたがまだ柱と屋根及び一階、二階に断熱材と合板を引いた状態で、今週雨が降り床の合板、柱はひどく濡れてしまいました。 周りにビニールシートを巻いて雨を防ぐ工夫をすべきと思うのですが濡れっ放しの状態です。 木ですので変形する又はカビ、等完成後何らか問題が出てこないかと心配です。 建築会社にクレームをしようかと思っているのですが建築では建築中の雨に対する対応は濡れっ放しが常識なのでしょうか? 教えて頂くと助かります。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
天然の木材は、元々水分が多いもので、それを乾燥して使用しているので、多少の雨が懸かってもどうって事は無いです。 天然の木材は調湿作用といって、水分を吸収したり、また放出する能力に優れています。 最近までは材木で船・ボートを作って、無塗装で何年も使っていましたからご理解いただけますよね。 合板は、材木を紙の様に薄く剥いて、それを接着剤で張り合わせていますので、基本的には水には弱いです。 使用してる接着剤の耐水性に依存すると考えれば良いでしょう。 無塗装の合板を屋外で使えない理由はそこにあります。基本的には濡らしてはイケない。 建築後にも、壁の中に隠された合板に壁内結露により水分が付着するとそのうちズブズブになって釘が利かなくなりますが、このような住宅が、阪神淡路大震災などでは簡単に崩壊してしまいましたね。 最悪なのが、グラスウール系、ロックウール系の断熱材ですね。 この断熱材はガラス繊維の間の空気が断熱の働きをしますが、ガラス繊維の間に水分が入ると断熱効果が無くなります。 断熱効果が無くなるだけでなく、この水分がじわじわと蒸発して、高湿度状態になり、腐朽菌増殖の温床となります。 腐朽菌は木材を腐らす菌ですので、長期間掛けて柱や梁も弱くしてゆきます。 伝統的木造建築であれば、真壁と言って柱や梁が外気に触れる設計ですから、建築中に雨が降ってもあまり気にする必要が無かったのですが、合板や断熱材を多用して柱や梁を隠す(=大壁工法)最近の住宅では、昔とは異なった水分管理・湿度管理が重要になっています。 湿気は長期間経た後に現実的な問題を引き起こすのですが、最近では10年保証ということで、10年以上先の事は考えない大工が増えてきたのかもしれません。施主が大工に直接発注しておれば、大工も責任を感じるでしょうが、大工はホームメーカーの下請けとして、日当で雇われているだけですから、10年以上先の事を考えててくれないと言っても、責められないでしょう。
その他の回答 (7)
- takapiii
- ベストアンサー率55% (944/1707)
前半、全く問題無いという回答が多いのですが、最近は養生しない場合が多いのでしょうかね。 棟上げしているので、通常は屋根にはブルーシートを貼りますね。壁も断熱材を貼った後ならば養生します。少なくとも内の現場では…。 無垢の木材は雨が降っても乾くのは事実です。木材は伐採したては水分を含んでいるので乾燥させる訳ですが、その水分と雨などの水分とは違いますので、雨程度では平気ですが、今時の家は合板を使いますし、屋根にしろ、床にしろ濡れてはいけませんし、断熱材に雨水がしみ込まないように注意します。もちろん素材によりけりですが。 何故養生しなかったのかお聞きになってください。ここでの回答で知恵を付けて突っ込んで聞く方がよろしいかと。じゃないと今後も適当にあしらわれますよ。
- MVX250F001
- ベストアンサー率19% (700/3519)
追記です 昨年、大手HMにて建築した拙宅の場合ですが、屋根材を貼り付けて外壁も施工し窓も組み込むまでは、職人さん達が帰宅時には防水シートを被せて、翌朝また作業する際に外していました。 作業中でも、雨が降り出せば、その都度被せていました 現場監督さんに尋ねたところ、雨に濡れた程度では問題ないものの、濡れないに越したことはないので、全戸そのようにしているとのこと。 置いてある資材も、防水シートが被せてありました。 ご参考までに
お礼
追伸まで頂き有難う御座います。
- atelier21
- ベストアンサー率12% (423/3293)
在来工法or2×4工法他でしょうか 施工社はHMor工務店でしょうか 施工社の質の問題ですね 上棟したら屋根は 防水シート張るまでは ブルーシートを掛けさせます 壁部は当然開いた状態ですが 出来るだけ ブルーシートで雨は避けさせます それでも木材は濡れます 完璧に養生するには費用が多大になります しかし 出来るだけの事はさせます 何でも建築会社に言いましょう 現場監督が聞かないなら 社長宛に郵送します 施工社に取っては何万軒の一ですが 建主には唯一其れも大枚払っての事業です 其の気持ちを汲み取る施工社は少なく 職人も最近は仕事に愛着がない HMなぞ 1軒幾らの支払い条件で職人を使っているから 余計な事はしない 大事に仕事し 愛着を持った建て方をする工務店は 黙っていても養生しますが 遠慮せずにガンガン言いましょう 言った何分の一でも遣れば良い方 煩く言えば 他の点も多少は気をつけようもの 期待できないが
お礼
コメント有難う御座います。 在来工法で工務店さんにお願いしました。 不安をぶつけてみます。
- MVX250F001
- ベストアンサー率19% (700/3519)
当然大丈夫かと思われますが、この件も含めあらゆる疑問は現場監督さんに聞けば答えてくれますよ 大丈夫なはずであっても、大金払って当面は暮らす家なので、疑問は解消しておいた方が、気分良く暮らせるでしょう
お礼
コメント有難う御座います
- isf
- ベストアンサー率20% (254/1220)
家全体をビニールシートでも覆わない限り雨を防ぐ方法なんてないですよ。 そんな建設現場見たことないでしょう? 後でちゃんと乾きますのでご心配なく。
お礼
コメント有難う御座います。
- kentkun
- ベストアンサー率35% (1106/3092)
濡れっぱなしが常識です。 というか雨を防げる見積もりはしていません。 初めから「濡れるのを防いでください」と注文を付ければ 工務店等も対処できたのでしょうけど 今から言われても、濡れたら濡れたまま、という工法でこれまで来ているので どうしようも出来ません。 もちろん濡れたことに対する「カビ」等への対策は充分にやってもらわないといけませんが・・ 2x4(ツーバイフォー工法)なんて、1階の床から施行して、 それから柱、2階の床、柱、屋根という順番なんで濡れて当然という工法です。 木材が濡れたぐらいで変形するような安っぽい材木は さすがに現代の工務店は使用していないと思います。
お礼
御丁寧に有難う御座います。
常識です そんな事言うと笑われますよ いい家を建たければ 文句を言うより 職人に差し入れしたり ねぎらいの言葉をかける方が文句を言うより100倍効果がありますよ
お礼
コメント有難う御座います。 日頃現場の職人さんのねぎらいには十分配慮してはいます。
お礼
大変参考になりました。 有難う御座います。