No.1です。補足に回答します。
色々悩ましいですよね。端折ってあるので吉川さんの本には特にこれが多いです。
1.Cの絵は同調給電線とアンテナです。
上が1λのアンテナで下が1/2*λのアンテナです。
従ってアンテナが共振するためには上の給電点は電流0、電圧最大・・電圧給電
下の給電点は電流最大、電圧0・・電流給電
となります。
これをそのまま同調給電線で左に延長すると定在波が立っていますので
電圧・電流の腹と節が沢山出来ます。
絵はちょっと間違っていますが電流の腹に(a)で給電するとマッチングし
電圧の腹(電流0)に(b)で給電すればマッチングするわけです。
C図のaa’等は間違っていますので無視してください。
aa’という書き方自体が間違いです。
a
|
|
a’
と書くべきですよね。
2.これも悩みますね。
あくまでも高周波ですので波で考える必要があります。
ケーブル上には電圧の波と電流の波が乗っています。
波には山と谷があります。山は右向きの電流、谷は左向きの電流
この波が約30万km/秒で右に移動しているのです。
片線接地の話ですが初期の有線電信は片線アースでした。
地球は体積が大きいので抵抗はほとんどゼロです。
なお、どこまで行った電流も必ず帰ってきますのでご安心ください。
なお電車の帰線はレールでしたがレールは鉄で抵抗が大きいので
地中を通って変電所に帰ることが多く問題が有ったのです。
今はそうならないように対策がとられています。
お礼
お返事有難う御座います。 >絵はちょっと間違っていますが電流の腹に(a)で給電するとマッチングし >電圧の腹(電流0)に(b)で給電すればマッチングするわけです。 そういう意味ですか。やっと分かりました。そのような意味であると分かっている人から見ると「何が分からないの?」と言われるかもしれませんね。クイズみたいですね。分かってみますと、私の想像力が欠如していたかもしれません。 >波には山と谷があります。山は右向きの電流、谷は左向きの電流 >この波が約30万km/秒で右に移動しているのです。 なんか。分かったようで良く分からない図です。しかしそんな拘る必要が無いようですね。この図は一般的ではないような気がします。 >片線接地の話ですが初期の有線電信は片線アースでした。 >地球は体積が大きいので抵抗はほとんどゼロです。 >なお、どこまで行った電流も必ず帰ってきますのでご安心ください。 そのように仰られると信じるしかないです。しかし実際に見てみたいですね。 >なお電車の帰線はレールでしたがレールは鉄で抵抗が大きいので >地中を通って変電所に帰ることが多く問題が有ったのです。 >今はそうならないように対策がとられています。 成るほど、そのような事例があるのですね。 ご教示頂き有難うございました。もう少しこの本を読み続ける気持ちになりました。