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科学技術の進歩の利点と弊害について
書かれた本を探しています。 具体的には、科学技術(テクノロジー)が進歩して、人間は幸福になってきたと言えるかどうか、をポイントに知りたいです。 本だけではなく参考になりそうなHPなどありましたらそちらでも構いませんので、教えていただければ助かります。
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科学技術はとは端的に言えば物と同じです。価値はそれを使用した結果によって生じます。 例えば包丁を考えて下さい。料理を作る手助けとなればプラスの価値はあるが、それで殺人 など犯罪に使用したら、大きなマイナスの価値となります。物自体には価値はありません。 無価値というと必要ないと考えるでしょうが、そうではなく中立だということです。 プラスでもマイナスでもなく零なのです。書籍を探さなくても、少し考えれば分かると 思いますよ。 幸福かどうかを判断するのは価値に基づくので、価値を考える哲学関連を探してみるのも いかがでしょうか。新カント学派を初めとする西洋哲学、そして東洋哲学と言えば左右田 喜一郎、善の研究の著書である西田幾多郎、創価学会の初代会長でもあり価値論を書いた 牧口常三郎、人生論ノートの著書でもある三木清など、検索するだけでこれだけ該当する ものがありました。それぞれ、独特な価値判断の座標軸を持っています。