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サラリーマンと会社設立の両立
こんにちは 現在、39歳サラリーマンです。(社員40名の建設系の会社です。) 現在の会社は立場上、辞めることは出来ないのですが 会社の承諾を得てサラリーマンと 私が代表の株式会社を設立し、両立しようと思っております。 その場合、どのような不都合が出てくると予想されますか? (例えば 税制上、確定申告等、法律など) アバウトで申し訳ないのですが お教え頂ければと思います。 宜しくお願い致します。
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一般的な部分で書かせていただきます。 会社からの了承があり、法的に問題のない起業であれば、不都合は無いでしょう。 面倒な部分としては、法人での起業となれば、経理も申告も個人事業の非ではなく、厳しいルールに従って面倒な計算が必要となることでしょう。 特に法人税の申告については、所得税の申告とは異なり、数日の徹夜などで計算できるものではありませんからね。 さらに、あなたは会社員として給与を得て、代取として役員報酬を得ることになります。 社会保険料は原則合算することになっていますので、勤務会社との調整も必要かもしれませんね。 また、2社以上からの給与収入を得ることになりますので、あなた自身が所得税の確定申告も必要となることでしょうね。 注意点として、現在の勤務先では雇用保険に加入していることでしょう。通常失業給付をイメージしますが、両立していたが一方の会社を退職しても、失業にはなりませんので失業給付は受けられません。失業給付を得るためには、経営会社の役員も辞職(登記が必要)しなければならないかもしれません。 結果、掛け捨てとなってしまうことが可能性としてあることでしょう。 参考意見として、私は零細会社の役員で人事もかかわっています。 私の会社の求人に起業経験者が応募してくることが多いですね。 たぶん、起業したがやっていけなくなって廃業したのでしょう。 採用する側としては、起業経験者は、起業を夢見ることが多く、景気が回復したり、顧客と仲良くなって独立するのでは?とリスクを感じてしまいます。 そうなると、起業経験者の転職ではマイナス評価になる場合もあります。 さらに現在雇用している会社の人事からも、会社で人員整理(リストラ)が必要となり、同一スキルの従業員を比較し、一方が副業を持っていれば、解雇してもさほど困らないだろうと判断するかもしれません。 人それぞれ意見や考え方が違います。手続きなどは法律化されていても、考えまでは行き届きません。いろいろなリスクを考えてくださいね。手続き上ではいろいろな法律が影響するため、専門家がいろいろいます。専門家を使えば高額な報酬も必要となります。起業は細かい計画まで考えた上で行動しましょう。
お礼
ご回答有難うございます。 ご親切に細かい部分までお教え頂き有難うございます。 法人税の手続きとか今までに行ったことのない分野の知識も 必要のようですね。 この度は迅速・的確なご回答有難うございました。 大変参考になりました。