宅建業者です。
その意気込みは良いですね。応援したくはなりますが、サラリーマンと両立には少々疑問符が付きます。
私もサラリーマンであった頃に投資用アパートを購入し、それがきっかけで投資用物件を複数買っては売却を繰り返したら、突然お役人の呼び出され…、という苦い経験があります。結局会社は辞めて、半年間宅建の勉強をし、その年に宅建業を開業したという経緯があります。もう20年以上前の話ですが。
貴方がサラリーマンで、かつ資金が潤沢にあるなら、土地を買い、勤めている工務店で家を建て、あたかも自分が住むように物事を進めつつ、でも結局売ってしまった…という流れを作って仲介業者に売らせるという事なら可能でしょうね。この手は2度は使えるかもしれません。でも3度目は調査が入りますね。(もちろん建売ではなく、その場合は中古扱いですが)
やるなら、会社を立ち上げて、宅建取引主任者を雇うしかありません。工務店にお勤めなら分かると思いますが、不動産は高額な買い物ですから、買主の保護のために多くの法律があります。その法律を順守し、買主保護に努めながら建売物件を売るのですから、無法で事を進める事はできません。サラリーマン大家とかサラリーマン投資家は多いですが、サラリーマン宅建業者はそう簡単な話ではありませんね。
まずは法人を作りましょう。事務所が必ず必要です。無ければ免許は頂けませんが、あればいいという訳ではなく、宅建業を継続的に行えるだけの場所と人が必要です。人は宅建取引主任者ですが、貴方はサラリーマンなので、専任の主任者を雇う事になります。もちろん供託金(営業保証金)の1000万円を用意するか、全宅保証等に加入する必要があります。資本金以外に結構な費用が掛りますね。後は運転資金の準備です。建売ですので、売れる前ではすべて貴方の資金で賄わなくてはなりませんので、相当な金額ですね。
ちなみに私も工務店も経営してますが、かなり以前に建売を行いましたが、今はすべて請負です。資金繰りが相当厳しいので、開業資金に2000万円、建売の運転資金に5000万円~1億という現金が必要です。サラリーマンではなかなか借入は出来ませんので、ある程度の覚悟は必要です。
頑張ってください。
お礼
ご回答有難うございます。 私の甘い考えとしては今ある2000万円で 建物・土地取得をし 利益をのせ売る。 サラリーマンで月給があるので 半年~1年ぐらいで売れれば問題ないと思っています。 手広くやらずに土地をじっくり吟味してと、思っています。 ただ、色々、問題があるようなので もう少し考えてみようと思います。 有難うございました。