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どの病院が国からいくらもらっているのか
- 質問者は病院事務に詳しくないため、国から病院がどのくらいの金額を受け取っているのかについて知りたいと質問しています。
- 医療費は患者負担3割、国7割で支払われると思われますが、具体的な支払い方法や病院ごとの申請金額は公表されていないようです。
- もし公表されていた場合、質問者は近所の病院の申請金額を確認してみたいと思っています。
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質問者が選んだベストアンサー
病院の医療費の請求は 7割は患者の加入している健康保険組合にレセプトという請求書を提出して請求します。 保険組合は、国民健康保険組合大きく分けると社会保険組合に分けることができますが、 これらの組合は、原則的に組合員から徴収した保険料で各病院に払うことになりますが、 国民健康保険については払う額が足りない場合は税金から補填していると思います。 その他、国立病院(今はほとんどが独立行政法人ですが)や都道府県、市町村立の医療機関 は赤字が出た際は、税金により補填されることが多いです。 「病院」、「損益計算書」などをキーワードに検索すると、いっぱい出てきますが ざっくばらんに言うと、この中の医業収益の入院分と外来分の8割強が保険組合の 支払ったものと考えれば良いと思います。 公的な病院については公表する義務が あったような気がしますが、私的な病院は公開していないところも多いと思います。 その他の補填については、医業外収益の中の補填金や補助金等がそれに該当する可能性が 高いです。 ま、個人的な感覚からすると、都立病院については、湯水のように税金を つぎ込んでいる感じがするけど、独法はそれなりに一生懸命やっている。 国立はその性質上 儲からないのはしょうがない。 規模の小さい市町村立は救急をやっている以上ある程度の 補填は必要と思う。 私的病院については税金は特定の事業等の補助金という形で流れる ことがあるものの、損益計算書からそれを読み取ることは難しい。
その他の回答 (1)
まず、独立行政法人である病院が診療報酬だけで成り立っているという家庭にあやまりがあります。 私立はどうかしりませんが、独立行政法人の場合は、赤字は国で負担しています。 病院建てるのに国が出資して、その上診療報酬でまかなえない部分は税金でまかなっています。 つまり、支出に対して、患者の自国負担+保険負担(社会保険<政府管掌・健康保険組合・公務員共済・・・・>・国保・生活保護)が足りないのです。 何故足りないのかというと、莫大な医療機器や莫大な人件費や修繕費・・・ その不足分に関して、公共事業という名目で国の負担を確実にするために、独立行政法人という形をとっているのです。 国民への十分な医療の提供をしていると同時に莫大な金がかかるということです。なお、病院の決算書を個別に見ることができれば、補助金の額がわかると思います。 独立行政法人である国立病院の決算書は、厚生省にあるとは思います。都道府県立の大学病院などは都道府県庁にあると思います。
お礼
返答をありがとうございます。 「国民への十分な医療の提供をしていると同時に莫大な金がかかる」という先には、医療機器のメーカーや医療薬品のメーカーなどもあると思います。住宅設備なんかもそうですが、意味なくべらぼうにぶっ高い機械や薬がたくさんあるんじゃないでしょうか。そういうものの購入や仕入れにかかっている費用が低くなると医療業界全体のコストの中心が下がっていって医療費はもっと下げられるんじゃないか?という疑問があります。医療はお金がかかるもの、医者は高給取りなもの、高級外車に乗っているもの、など、そういった"常識"はもういい加減にあらためていったほうがいいと思いますね。
お礼
とてもわかりやすく回答していただいて感謝します。 ありがとうございます。 簡単にはわからないものだということがよくわかりました。 よく医療費が増えて増えてと聞きますが本当に増えざるを得ないものが増えてるのか??という疑問が常にあります。 昔、寿司を食べると言えば万単位の出費は覚悟したものです。 いまは回転寿司で気軽に食べられます。 ある意味「医療」というのも全体が高コスト体質になっているのが一番の原因なのではないかという気持ちが拭えません。