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出版翻訳家になるためには

はじめまして。都内の大学に通う英文科の一年生です。 今は出版翻訳家になりたいと思っています。翻訳は2週間に一度程度翻訳のインターンシップは行っていますが、それ程度です。 一度は翻訳学校とのダブルスクールも考えましたが、忙しさと金銭面から無理だと感じています。 出版翻訳家として仕事をするには道のりは長いとわかっているのですが、そのために今からできることなどはありますでしょうか?またどのような道が考えられるでしょうか? 何かありましたら教えていただけると光栄です。

みんなの回答

  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.7

#1と#5で回答した者ですが、皆さんへのレスポンスを拝見しました。 まず、そのインターンシップを続けることは、今の質問者さんにとって最良の道かもしれません。そもそも、質問者さんには最低でもあと3年間、ゆったりと勉強する猶予がありますので、今からプロへの直結について焦る必要はないし、(大学1年だから当然なのですが)基礎ができていないので、どのみち本格的な仕事を探すのはまだまだ早いです。簡単に言ってしまうと「勉強して出直しておいで」と言われるのがオチですね。その勉強をインターンシップでやらせてもらっているようなので、それをこそフルに活用すべきです。 また、例えば観光案内書の翻訳は「出版翻訳」です。小説やバイオグラフィをたんさん訳している大先生のところに旅行ガイドブックの翻訳依頼が来たりします。いずれにせよ、観光案内を訳すことは、「調べ物」や「相手に魅力を伝える」といった、出版翻訳に必要不可欠な要素を叩きこむための絶好の教材です。そこを意識して、手を抜かずにお続けになるといいでしょう。特に、翻訳業界では実績がモノを言うので、その観光関係の訳文が出版されたり、翻訳で報酬をもらったりすれば、それを経験として売り込むことができます。 それから、いちばん勉強になるのは出版された完成品と見比べることです。例えば、質問者さんが練習で訳したその観光関係の文章の正式な訳文が、どこかの案内パンフレットか何かになったら、そのコピーをもらい、原文、自分の訳、刷られた訳の3つを見比べてください。出版業界では、その「刷られた訳」が求められますので、最初からそういう訳文を作れるように勉強を頑張るといいと思います。 そうやって何年かかけて翻訳の基礎を身につけたら、トライアルを受けるといいと私は思います。また、組織で働くなら、できれば社内翻訳や訳文を編集する仕事などにありつければいいのですが、そうでなければ、何らかの形で「英語が理解できて日本語が書けますよ」ということをアピールできる仕事に就くといいです。NPOなどでも構わないと思います。すると、社会常識を積みながら、誰かに拾ってもらえるチャンスが高まりますから。 とにかく、根気の要る仕事であるわりに儲からないので、プロデビュー前に挫折する人がものすごく多いのですが、反面、めげずに本気で続ければ、それだけで上手くなったりします。そして誰かを養うなら、副業も視野に入れてください。 なお、翻訳業界では「堪能な外国語を母国語に訳すこと」ができる人が求められますので、質問者さんの場合は英文和訳に絞って勉強するのが圧倒的な近道かと思います。

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回答No.6

お礼ありがとうございます。 >アメリカ横断の旅は困惑するような多くの、対立する印象や意見を旅行者に残す秘密や文化の間を縫う旅である。 アメリカ横断の旅は アメリカの端から端までを渡りながら 文化や風景を一通り見て回る旅であり、その戸惑いの連続に 旅人は 相反する感想を抱くものである。 かなり意訳しましたが、 上級テクニックとして 先ずは英文を直訳してみて これをこなれた日本語の直すだけでなく、 訳しにくい英文は 訳しやすい英文に変えてから和訳するという方法もあります。 >あなたには妹がいますか、それとも姉がいますか?(これは正直わかりませんでした) あなたと姉妹だというその人は、あなたにとって 妹さん、それともお姉さんですか? >He was standing with arms ******. 正解は akimboです。 まあ、これは和英辞典で調べても出てきませんが。 >(1)Mike wanted to eat the fish. (2)Mike wanted to eat a fish. まずは、日本語でどう違うのか説明してみてください。 英訳しても冠詞の問題ではありません。 >(1)An airplane is flying. これは 中学の英語の問題集から拾った英文ですが、おかしい文です。多分、「上空」のつもりで over the sky にしたんでしょうけど、これだと かなり不自然というか、無理にイメージすれば 大陸間弾道ミサイルのような軌道を描くことになります。 ですから、飛行機がこのように飛ぶのは不可能でしょう。 >(1)There are many people who have both cat and dog in my town. (2)There are many people who have either cat or dog. (3)There are many people who have pets like dog and cat. だいたいこれでいいんです。日本語の「や」は単に「と」と「か」の間でもありません。 これは、意外に盲点なんですよ。 日本語の微妙な点なんですが、英語教育ではあっさりスルーされる部分ですね。 ☆補足をくだされば、もっと詳しく解説いたします。

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.5

#1で回答した者ですが、誤解のないように補足しておきますと、社会人になってから本業の傍ら、プロに繋がる勉強を続けるのは、かなり難しいです。したがって、翻訳技術の基礎だけは正社員になる前に身につけておいたほうがいいです。例えば一度退職して、子育て期などに勉強をすることもできますが、フルタイムの仕事の傍ら勉強している人たちは難儀していますね。進歩もしにくいです。 多くの出版翻訳者は、翻訳の基礎を持った状態で英語関連の正社員などをやっているうちに、バイトで頼まれた翻訳がやがて本業になる、というパターンを歩んでいます。ちなみに、大学1年の段階で力がなくても問題ありませんし、英検1級レベルであったり、編集用語に詳しかったりする英文和訳出版翻訳者は極めて稀です。それよりは、読者が引き込まれる文章を書けることが、出版翻訳では大事です(そこが実務翻訳などと違う点です)。 インターンシップでは具体的にどのようなことをなさっているのでしょう。翻訳のノウハウを教わる機会もあったりするのでしょうか。何にせよ、翻訳技術を身につける近道は場数を踏むことですから、趣味ででも、何かを手本に訳文をたくさん作るといいし、実績重視の業界なので、バイトでいいから受けられるものは受けたほうがいいです。 皆さんへのレスポンスをお書きになると思いますので、それを拝見したうえで何か補足できそうだったら、また回答します。

uk-rockluver
質問者

お礼

なるほど、やはり社会人になってからだと仕事の傍ら勉強するのは難しいのですね… ということは英語関連の仕事について、英語で仕事をしておくのが良いということでしょうか。 インターンシップでは、まだ経験が浅いのですが、今は地域の観光についての文章を翻訳することが多いです。ただ、私がやりたい出版翻訳につながる仕事かというと、正直微妙なところです… 回答ありがとうございます!心の重荷が減りました。

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回答No.4

翻訳家なり通訳になったような人の中には既に学生時代にそういうアルバイトしてた人もいます。アルバイトとして軌道にのって稼ぎが多いのならそのまま本業に移行できるでしょう。 現時点で実力があるなら仕事を探してバイトしてみましょう。どういう世界なのか垣間見られるはずです。 現時点でそれだけの実力がないとしたら早急にそういうことができるように猛勉強したらいかがでしょうか。英検一級まだとってないなら取っておくとか。資格自体に意味はありませんが、当然その程度はとれるはずでしょうから。学校に行けば成れるというものではありません。 もっともそれだけで生活できるひとはあまりいなくて、ミステリーの翻訳など主婦のアルバイト的な人が多いようなことは聞いたことはあります。 こんな講座もありますけどね。現時点で英語の実力と日本語の表現力のレベルが高くないと無駄だと思います。 http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/trans/2.shtml

uk-rockluver
質問者

お礼

アルバイトの口を探しては見たのですが、なかなか見つからなくて難儀しているところです… なるほど、今から英語の勉強を頑張ろうと思います!! リンクまで載せてくださりありがとうございます。参考にさせていただきます!

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回答No.3

私も翻訳の勉強をしたことがありますが、ハッキリ言って 出版翻訳家は厳しいです。現在出版翻訳で食っていけるのは 松岡祐子さんくらいです。 翻訳家を目指されているのなら、↓の問題は解けるでしょうか? 先ずは、手始めに次の文章を訳してみてください。 高校レベルのそれほど難しい文ではありませんが、訳しにくいと思います。 A journey across America is a journey through a bewildering array of scenery and cultures that leaves the traveler with a host of conflicting impressions and opinions. それでは今度は中学レベルの易しく短いですが、もっと和訳にてこずる文です。 Is your sister younger or older than you? 次は 少し意地悪な問題です。私たちが日本語の文章を読んでても時々英文が挿入されることがあるように、英語の文章にも稀にラテン語やフランス語が混じることがあります。 そこで、これは英語でないので訳せないというのでは プロとして通用しません。そこで恐縮ですが、フランス語の文です。 Il se tenait debout les poing sur les hanches. これを英語に直訳してみます。 He kept himself standing the fists on the hips. これを自然な英語にすると He was standing with arms ******. そこで、******に入る英単語を当ててみてください。 次の問題です。 (1) ミケはその魚を食べたかった。 (2) ミケはその魚を食べたがった。 (1) 飛行機は飛んでいる。 (2) 飛行機が飛んでいる。 それぞれ(1)と(2)の文の違いを英語で説明してください。 次は3つの文を対比させながら (3)の文にある 助詞の“や”について英語で説明してください。 (1) 私の町には犬と猫を飼っている人は多い。 (2) 私の町には犬か猫を飼っている人は多い。 (3) 私の町には犬“や”猫を飼っている人は多い。 最後に、英語を勉強していて意外に軽視するものに固有名詞があると思います。日本の固有名詞を英語で表記するにはそのままヘボン式ローマ字書けばいいし、アメリカやイギリスの固有名詞は、ほぼ発音通りにカタカナで書けば済みます。問題は英語圏以外の固有名詞です。 人名なんですが、英文を読んでいて、和訳する場合にどのようにカタカナで書いたらいいのか分からないことがあります。 1人目はベルギー人です。 Lindsay Daenen・・・・Lindsayは「リンドセイ」と読むようですが、 Daenenはどう読むんでしょう。「デナン」、「デーネン」、「ダエネン」?? 2人目はノルウェー人です。 Malin Reitan・・・・Malinは素直に「マリン」と読んでいいようです。Reitanは ドイツ語みたいに「ライタン」になるのか、素直に「レイタン」または「レータン」なのか、はたまた「リータン」とでも読むのか..... 最後はベラルーシ人です。 Ksenia Sitnik・・・・・確かベラルーシはロシア語を使っていて、 ラテンアルファベットにそのまま転換しただけですから、ひねくれた読み方はしないと思うんですが、KseniaはKも発音して「クセニア」でいいと思うんですが、Sitnikは「シットニク」か「シートニック」のどちらでしょう。

uk-rockluver
質問者

お礼

そうなのですか!翻訳の世界の厳しさはうかがっていましたが、そこまで厳しいとは…全く知りませんでした… >A journey across America is a journey through a bewildering array of scenery and cultures that leaves the traveler with a host of conflicting impressions and opinions. アメリカ横断の旅は困惑するような多くの、対立する印象や意見を旅行者に残す秘密や文化の間を縫う旅である。 >Is your sister younger or older than you? あなたには妹がいますか、それとも姉がいますか?(これは正直わかりませんでした) >He was standing with arms ******. これはわかりませんでした… >(1) ミケはその魚を食べたかった。 (2) ミケはその魚を食べたがった。 (1) 飛行機は飛んでいる。 (2) 飛行機が飛んでいる。 それぞれ(1)と(2)の文の違いを英語で説明してください。 次は3つの文を対比させながら (3)の文にある 助詞の“や”について英語で説明してください。 (1) 私の町には犬と猫を飼っている人は多い。 (2) 私の町には犬か猫を飼っている人は多い。 (3) 私の町には犬“や”猫を飼っている人は多い。 (1)Mike wanted to eat the fish. (2)Mike wanted to eat a fish. (1)An airplane is flying. (2)The Airplane is flying.(?) (1)There are many people who have both cat and dog in my town. (2)There are many people who have either cat or dog. (3)There are many people who have pets like dog and cat. といった具合でしょうか…なかなか日本語の昨日の識別がうまくいかずに、日本語力のなさも実感いたしました。 詳しいご説明などありがとうございます。言葉の難しさを身に染みて感じますね。

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  • kendosanko
  • ベストアンサー率35% (815/2303)
回答No.2

前の方も示唆していますが、まだ学生さんということですから、 一度社会に出た方がいいと思います。 出版社に勤務し、社会常識、出版業界の常識や製本、DTP、編集の基本技術、 業界用語を知ることです。たとえば、「ベタ打ち」とか知ってます? できれば、出版翻訳者と近い場所にいる編集者の見習いになるのがお薦めです。 英語だけやっていては、出版業界の常識も社会常識も決して身に付きません。 英語バカにならないことです。 また、少数の翻訳者だけに大量の仕事が集中し、 その周りに仕事がなく、ぷー太郎になりかけているおおぜいの貧乏翻訳者がいます。 そうゆう業界です。 それと、お金の支払いが非常に遅い(納品から数ヶ月後はあたり前)、 本の出版が中止になり、支払いでトラブルになるケースも多々ある それが出版業界の実情です。 また、初心者が出版翻訳の仕事をいただくときは、たいてい大御所の人や大手出版社からの紹介であり、下訳という名前が出ない無名の見習いの立場です。たかが下訳で印税なんてもらえませんよ。 フリーでやると厳しい世界ですから、 できれば出版社に勤め、安定した職をもちながら、裏で実力を磨くことを お薦めします。 > そのために今からできることなどはありますでしょうか? 貧乏に備えて、会社に勤め、お金をためること

uk-rockluver
質問者

お礼

なるほど、まずは社会勉強からでしょうか… 編集者の見習いですね!ありがとうございます、参考にいたします! やはり片手に職をつけながらやるのが一般的ということですね…

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.1

出版翻訳と一口に言っても、ハウツー本から小説からエンタメ系までさまざまですが、特に興味をお持ちの分野などはあるのでしょうか。お名前から察するに音楽系出版に興味があるのなら、例えばそれふうな訳文を持って出版社に売り込んでみたらいいと思います。 実力主義の世界ですから、訳文がこなれていて、分野に関する雑学も豊富に持ち合わせていれば、試しに即、使ってみてくれる可能性はわりとあります。そこから次の仕事に通じるかは別問題ですが、足がかりになります。 一方で、まだスキルが足りないのなら、その足りないスキルを磨いたうえで、お好きな翻訳家に売り込んで下訳をやらせてもらうという手もあります。また、トライアルもあちこちでやっているので、翻訳関係のサイトや雑誌に注目するといいでしょう。 腕と根気さえあれば、学生はそれなりに使えます。なぜなら若者の最新事情や言葉遣いに詳しいからです。ただし、学生の欠点は社会性が備わっていないことです。多少は大目に見てもらえますが、中にはアポをドタキャンする人もいて、そうなるとその企業やプロは二度と応じてくれないと思ったほうがいいです。勉強も対応も、まじめにコツコツやっていれば、道は開けると思いますよ。ただし、分野によっては、キツイばかりで儲かりませんが。 勉強方法としては、コツコツと場数を踏むほかに、時事や流行に対してアンテナを張り、知識を蓄えておくと、将来、何かと便利ですし、調べ物の仕方の練習にもなりますよ。べつの道を志そうと思った時にも、融通がきくでしょう。

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