- ベストアンサー
映像翻訳について
40才女性です。 既婚子無です。 フルタイム正社員で経理の仕事をしています。 今になって、映像翻訳の仕事がしたいと思うようになりました。 しかしTOEICのスコアは550点ほどです。 英会話のスクールには通っていますが、スモールトークがやっとです。 これから、一生懸命勉強して(通信での勉強を考えています) 夢を叶えたいです。 7月にTOEICを受けるので、まずはそこで700点目指します。 同じような道のりでプロになられた方等いらっしゃればお話を伺いたいと思い、 質問立てさせていただきました。 何卒よろしくお願い致します。 浅はかかもしれませんが真剣です。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
映像翻訳の仕事は、私も昔憧れたことがある職業なので色々と調べてみたことがありますが、やはり質問者様の現在の年齢から一から始めるには難しいように思いました。 まず高度な英語力と日本語力が要求されることは当然のことですが、それよりも重要なのは、映像翻訳に携わった長い経験と「コネ」だからです。実際に映像翻訳をされている方が、どのような経緯でその仕事に就いたのかはそれぞれだと思いますが、一番確実だと思われるのは、学生時代に映像翻訳専門の学校に通い、その学校を通してアルバイトのような形で映像翻訳の仕事をやりながら、少しづつその業界に名前を知ってもらう方法です。映像翻訳は英語学校とは違いますから、入学の時点で十分な英語力が必要となるでしょう。 そのようにして社会人になる前から数年の経験を積んでも、映画やドラマなどの映像翻訳は、すでに実力を経験を備えた数名の方で十分事足りますので、経験の浅い翻訳家に回ってくる仕事は微々たるものだと思います。どうしても翻訳家として生計を立てるほどの収入を得たいのであれば、映像翻訳だけにこだわらず、通訳やその他の翻訳も同時にこなさなければ難しいのではないでしょうか? また、戸田奈津子さんなどが通訳、翻訳家として活躍してきた背景には、当時留学経験のある学生や帰国子女などが少なく、英語を綺麗な日本語に翻訳できる能力が重宝されたこともあると思います。現在は日英どちらもネイティブの方も多いですし、映像翻訳は人気ですから、そのような方達と競って仕事を勝ち取るのは容易なことではないと思います。また、他の方もおっしゃっていますが、英訳と翻訳とは全く違います。 映像翻訳に憧れる気持ちは分かりますが、映像翻訳家になるには、英語力だけではなく経験とコネを得るための「時間」と専門知識を得るための「お金」が必要です。映像翻訳の専門学校は通信もありますが、学費は決して安くないでしょう。また、ご結婚されてフルタイムのお仕事もされている質問者様には時間的余裕もあまりないのではないかとお察しします。そういった意味で、時間やお金の自由がある程度利く学生のうちから準備しておくのは、とても重要なのです。 趣味として英語を学ぶというのは良いことだと思いますが、それを仕事として収入を得るというのは難しいです。もし、英語を学ぶ上での目標として映像翻訳を掲げたいのであれば、英語力を十分につけた上で、専門学校に通い、映像翻訳を実際に体験してみるのは可能だと思います。映像翻訳のコンテストなどもありますから、それに応募してみるのもいいかもしれません。実際に経験してみれば、ご自身の理想と現実とのギャップを感じられると思います。
その他の回答 (2)
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
翻訳を勘違いなさっています。 英語のシナリオを単純に日本語化すると言う程度でよければ、英文科の学生にさせれば足りることです。 そんなことしているところがありますか。そもそも使い物にならんでしょう。 もちろん、英語の論文なんかを、教授の名前で出版はしていても実際には子分たちにやらせているものが結構あります。 その結果どうなるかというと、岩波文庫の文体になってしまうんですね。 そんなもの誰が読みたいでしょうか。何言っているかわからないような文章にはつきあいたくないです。 あと、映画の翻訳というと、戸田奈津子さんと言う人の名前がものすごく大きく立ちはだかりますが何故でしょうか。 単に英語が得意なおばさんなんでしょうか、このかた。 この人、津田塾出ていますけど、留学経験なんかありませんし、まずTOEICなんて受験したこともないでしょう。 清水俊二という翻訳の巨匠に仕込まれ、水野晴夫に紹介されて水野はこの人を海外スターや監督が来た時の通訳に使ったのですね。 監督なんていうものは、作劇術に思想を持っていて、その意図することがすぐに伝わらなければ逆切れして暴れたり帰ったりするものです。 それが有名な文学作品の引用があったり、英米の常識的慣習の論述であったりします。それ理解できなければ切れます。 カタコトでもいいから自分を理解してくれたら抱きしめます。 このひと正しい翻訳をしているとは限らず、キューブリックは怒って担当者を替えろと言いました。 また、なっち語という妙な造語を作る天才で、中指を立てて相手を侮辱するときに「ファック野郎」などというのはこの人の発明です。 プッシー関連の揶揄語とか自虐語も大体この人のつくったものだと思うと当たります。 行儀がよいお嬢様的なものは苦手で、何か本能と戦うような演技の場合に光るものがあり、ブリジット・ジョーンズの日記だとか地獄の黙示録のようなものが異様な出来になる成果があります。 信者も多く、敵も多い人です。 これが翻訳者のひとつの典型です。 あなた、TOEICなんかだけ目に入っていて、こういう活躍が可能だとおもいますか。
お礼
ご回答ありがとうございます! いえいえ、完璧にとはいえませんが、さすがにその辺りは理解しているつもりです。 ただ、現時点ではあまりにも英語力がなく、TOEIC等のスコアを持った上で臨んだほうが良いのだろうな、 と思った次第です。 お気に障ったのでしたら申し訳ないです。 アドバイスありがとうございました!
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
TOEIC の問題とまったく違う知識が必要なのが、翻訳の仕事の特徴です。 お行儀のよいビジネス英語ではない、日常会話を訳さなければならない点で、現地の生活で現地の言い回しやジョーク、それに食品や菓子のブランド名がわかる人でないと、日本での映像翻訳は難しいと思います。日本のギャルの会話をアメリカの人が英語で表現しようとする、という作業ですから。 その意味で、専門分野の翻訳(技術文書や法律文書など)に比べて、TOEIC スコアやその対策によって得られるスキルが活かしにくいと思います。正直、映像翻訳は、「全部訳せてなくとも、日本語セリフが作れれば良い」(とんでもない翻訳で海外に日本の情報が流れていたように)という、納期と文字数を収めるための苦渋の決断があるので、日本語が不自由な帰国子女にやらせて、日本語話者が日本語を校正してもできちゃうのです。
お礼
ご回答ありがとうございます! 大変参考になりました。 もともとは日本語が大好きで、 作文や論文など制限や条件のある中で 文章の構成や等をすること、 面白い言葉を考えたりすることも好きで、、 周りからも文章力を褒められ言語を活かした仕事をよく勧められるのと、今は 英語力は無いですが大変興味があるので学びたいなと思いました。 口語やスラング、イディオムなどは本当に分からないので困難な道であるとは思いますがやっと持てた夢ですので、一念発起したいと思いました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 本当に本当に参考になりました。 >やはり質問者様の現在の年齢から一から始めるには難しいように思いました。 >英語力だけではなく経験とコネを得るための「時間」と >専門知識を得るための「お金」が必要 そうですよね。 私もここが一番の障害、というか難所だと思っております。 例えば、今から「アイドル歌手になりたい」といっても、 99.9%叶わないのと同じように、 努力だけではどうにもできない部分がある、 というのは十分分かっていたつもりですが、 まだまだ甘い考えだったのかもしれないです。 >英語力を十分につけた上で、専門学校に通い、 >映像翻訳を実際に体験してみるのは可能だと思います。 >映像翻訳のコンテストなどもありますから、 >それに応募してみるのもいいかもしれません。 アドバイスありがとうございます。 英語を学ぶのも楽しいし、 文章を書くのも大好きなので、 まずはコンテストを目標に頑張ってみます^^