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グローバル化の問題と解決策
- グローバル化の問題とは何か?背景や原因を具体例を交えて分析し、解決策を考える
- グローバル化が進む中で私たちはどのように対応すべきか?文化を例に具体的な解決策を探る
- 問題点や原因がよく理解できない場合、ネット検索や他の参考資料を活用することもおすすめ
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アメリカの心情を理解する事が肝要かと思います。 アメリカは、圧倒的な力を持ってして世界に影響力を放っているという事を示したいし、アメリカが偉大である事を認めてもらいたいという心情があります。 故に、アメリカの世界戦略は、如何にして世界に大きな影響力を放つか、という観点から出発します。少し前までは、軍隊を道具にして圧倒的な軍事力を持って、それを示してきました。例えば、アメリカの前に立ちはだかった日本の存在や、アフガニスタンへの先制攻撃など、徹底的に叩いてきました。 ところが、原子爆弾よりも圧倒的な破壊力をほこる兵器が沢山開発された今では、軍事力・軍隊による影響を放つ事が出来ません。摩擦・衝突や戦争・紛争では、尊敬も感謝もされず、むしろ信頼を失い、心のキョリが生まれる一方です。世界では、徐々に戦争に対する意欲・関心は削がれる様になり、アメリカもその波に巻き込まれていきます。 今は、戦争が出来ない時代へと突入しています(世界大戦に発展したら人類・地球が破滅する事が予測されるため)。 そんな中、アメリカの心情は圧倒的な影響力を放っていたい訳ですから、次に何を使うかと言えばそれが経済力でございます。 アメリカを中心とするグローバル資本主義の一番の問題点は、アメリカが主体となって世界に影響力を放っていたいとするアメリカ中心の論理であるという点でしょう。 文化的な側面から計りたいのでしたら、アメリカの文化に寄り添う国々は発展し、アメリカの文化に寄り添わない国々は衰退していくという点を書かれてみてはどうでしょうか? グローバル資本主義経済によって世界が繋がってしまうという事は、健全な疎通・交流が前提にあって、相手を認め、受け入れる心の大きさが土台になければなりません。文化は、多様性があって然るべきものですから、その土台が無い状態で世界を統合しようとしても共存は出来ない事となります。 それでも統合したいアメリカがおりますし、確かに大きな影響力を放っているアメリカでしたから、そんなアメリカ中心のグローバル資本主義の下では、アメリカ中心の文化に染まっていきます。 多様性を活かしてこそリーダーシップなのに、結果的に多様性を削ぎ落としながら自分たちの価値基準だけが発展していくのは健全なリーダーシップを発揮しているとは言えないのではないでしょうか? それでは、どんな形で世界の文化が削ぎ落とされていくのかについて、日本の文化文明と金融バブル崩壊による世界経済の打撃を取り上げてみたいと思います。 日本の文化文明の良いところは、『観』でございます。 とにかく、よく観るんですね。サムライの精神、わびさび美学、大和魂、八百万・・・など、日本を代表する文化文明とは、すべて『観』が入っております。 命を懸けて観る!五感覚でパッと見るのではなく、命をかけて心を込めて観る!でございます。日本の素晴らしさです。 Made in Japanが何故素晴らしいのでしょうか?『観』です。日本人の『観』と、イギリス産業革命のモノ作り・製造業が出会って、Made in Japanを為し得たのでございます。 このMade in Japanは、世界中を覆いつくすほどの凄まじい勢いを持っていたのは、日本の『観』によるものでして、世界ではどんなに頑張ってみてもMade in Japanには勝てません。 世界中を覆いつくす程の日本の勢いは、アメリカから見て面白くありません。それどころか、経済力で世界を取られてしまう危機感を感じます。結果的にアメリカは、モノ作り・製造業が壊滅的打撃を蒙りました。 故に、アメリカはモノ作り・製造業を止めて、経済のルールを変える作戦に出ます。 そうして金融の仕組みが加速的に発達していきます。日本の『観』によって得た富を、金融の仕組みによって美味しくいただきました。日本は、『観』に関心がありますので金融の仕組みによって日本から世界へとお金が流れていく事や、知識・技術・企業などがお金の原理によって簡単に奪われてしまう事など検討も付きません。 結果的にバブル崩壊によって、日本は経済的原子爆弾を喰らい、貧乏の道へと歩みだします。20年にも続く日本経済の長期沈滞へと繋がります。 『観』は文化として素晴らしかったですが、経済論理によって日本人は食べていく事が大変になってきました。円高・デフレ・・・様々な向かい風に立ち向かう為に、生産コストを下げ、社員のクビを切り、向上を海外に移転させ・・・日本人の『観』が削がれ、アメリカ的な効率・結果・スピードなどが重視され、起きた問題がトヨタのリコール問題です。『観』が働いていたら起きよう筈がございません。 世界的不景気である今は代案が必要です。 それが前回お伝えした、『観』を技術化した観術です!
その他の回答 (6)
- p-modell
- ベストアンサー率10% (43/427)
小論文を書く課題ならば、こういうところで質問をしてヒントや回答を得ようとするのは疑問です。(余りにもおんぶに抱っこというか、求め過ぎているような感じがしています) ウェブで検索するにせよ、課題をテーマとした本(ゴマンとあるでしょう)を読み、それらのテキストや資料を読み解き、質問者さんからみた考え方、問題の捉え方を著してくれることを大学の出題者は期待しているのではないでしょうか。 勉強頑張ってください。
- tengenseki
- ベストアンサー率25% (161/638)
大学の問題に「9・11」が触れられていたのですね。前のご質問時は、 そこまで広げる事もあるまいと思って蛇足としましたが。 まず、資料を読んで回答する形、とありますが、指導教官が示した資料 を熟読し、判らない個所を調べるだけなら、ネット内で見つけやすいと 思います。しかし質問されるからには、それでは済まないのでしょう。 前回の回答は、やや難しいとの事ですので、少し加えてみます。 アメリカ文化は、 ・自由(好きにやらせろ、悪い結果は自己責任) ・能力あれば莫大な報酬当然 ・効率、合理性を徹底的に追求 ・大量生産、大量消費 ・陽気で積極的。悪く言えばおせっかい ・学問分野でも最先端 グローバル化問題 アメリカの持論は、「世界の国々が得意な事を分担しよう」。 まず、貿易の自由化 高度な能力を要しない比較的単純な労働は発展 途上国へ。工場が国外に行った国では高度な能力 を持たない人の失職となる。途上国は低賃金で搾取 される労働者。生産で得る富の大部分は、資本家や ごく少数のトップマネージメントに行く。 資本、金融の自由化 いろんな産業で、企業の再編成が全世界的に進め られてきた、日産とルノー等。日経平均株価の上下 は主に外国機関の売買に左右される。日本は比較的 被害が少なかったが、アメリカ発のサブプライムローン で大損した外国の銀行も多い。 抵抗 グローバルスタンダード=アメリカンスタンダードととらえ、 この国の文化が、経済がおかしくなってしまうと、反米路線 を取る集団や国がある。911事件のイスラム過激派、 南米のベネズェラ、ボリビア、エクアドル。 以上ヒントを並べました。具体的事実を調べどうすればよいか考えて 下さい。誰にも正解はありません。
お礼
ありがとうございます!! このヒントを元にやっていきたいと思います。
- covanonki
- ベストアンサー率48% (219/448)
もし、グローバル化を文化的側面から見るのであれば、時代をさかのぼって、米国の独立戦争当時にまで さかのぼるべきだと思います。 http://blog.goo.ne.jp/nonkinonki_001/e/5e3dba3eef14815a41abe49ad535dc28 米国の経済システムは、元々ヨーロッパで考えだされたものですし、現時点でもアメリカの経済システム にはイギリスが深く入り込んでいます。 おそらく、「9.11」がムスリム(イスラム教徒)の犯罪である、と世間一般的に言われているから、 イスラム教V.S.アメリカ(=文化の違い)、というような発想をなされたんでしょうが、あの事件がムスリ ムの仕業だという明確な証拠など、どこにもありません。 つまり、設問の「9.11」をグローバル化への抵抗として結び付けようという設問の仕方がおかしい。 そのような見方があるのは確かですが、明確な証拠がない以上、この表現は、設問者の私見に過ぎない と思います。 それよりも、「グローバル化」はあくまで経済的な視点に着目すべきで、9.11よりもむしろリーマン ブラザーズの崩壊と関連付けさせる方が設問の仕方として適正だと思います。 つまり、たった1つの金融機関が倒産しただけで、世界中の経済を大混乱に陥れた。それこそが「グロー バル化の問題点」に他ならないのではありませんか? 小泉時代に作られた日本の金融システムと低金利政策が、ジャパンマネーをヨーロッパへ招き入れ(円 キャリー)、日本から借りたお金でヨーロッパはサブプライムをはじめとするアメリカの金融商品を購入 した。 リーマンブラザーズが倒産したことで、リーマンブラザーズのCDS債を保有していたAIGが破たんの 危機を迎えた。 AIGのCDS債のほとんどを保有していたのがゴールドマンサックスで、米国は公的資金をAIGに 投入し、ゴールドマンサックスへ横流しすることでAIGの倒産を防いだ。 しかし、米国の金融商品は半額以下にまで価値が下がり、資産のほとんどを金融商品として保有していた ヨーロッパ地域は、一気に保有する資産の価値が目減りする。 日本からお金を借り続けるわけにはいかなくなり、ジャパンマネーは一気に日本へと戻され始め、日本は 超円高に見舞われることとなった。 ユーロ加盟国は自由に紙幣を発行することができないため、財政債務を返済することが難しくなり、ギリ シャ危機をはじめとする金融危機に見舞われた。 日本の受けたダメージが軽微で済んだのは、当時の内閣の迅速な対応もさることながら、投資をすること を美徳と思わない国民性が、資産を金融商品ではなく、現金で保有するという行為に走らせ、結果、米国 のサブプライムショックやリーマンショックの直撃を受けずに済んだ。(受けたのはどちらかというと 円高による経済ショックです) 私なりに思うのは、この経済危機のさなかに、外国の経済に露骨に頼るようなTPPに加盟するような ことをせず(もしくは日本主導でその中身を決定し)、外国経済の増減に頼らずとも済むような、国内 で完結することが可能な経済政策をとり、あくまでも外国との取引は「付加価値」として対応していく ことが最良の方法であると思います。 何よりも日本の円を守ること(アメリカや中国・ヨーロッパの手に渡さない)。それが最良の対応だと 思います。 グローバル化と9.11を関連付けさせることは、余りに無理がありすぎます。
お礼
9・11のことについて考え過ぎてました。 違った点で考えたいと思います。 ありがとうございました。
- popo-n_2010
- ベストアンサー率33% (1/3)
完全に素人考えで軸がずれてるかもしれませんが、、、 「グローバル化」は、自国(主に先進国)の消費が飽和状態となり、さらなる利益の獲得を目的に、他国(発展途上国または自国以外)に進出して市場を拡大している、ってことなんじゃないかな。 そうすると、 (1)進出された側では、同じような製品(進出された側でつくられたもの)が売れなくなり、その製品を作っていた会社がつぶれる→失業者が増える(ただでさえ多いのに)→不満が募る (2)宗教色の強い国だと、別の文化が流入してきたことに反発を感じる(とくにアメリカなら、たとえば、オイルマネーを狙って強引なことしてた経緯からよけい反発) などが起こるかも。 また、製品の競争力を上げるためにはコストの削減もカギになってくる。そうなると当然、生産は労働力の低いところで行うから、これまで働いていた人(先進国側で)は失業し、先進国内で一層の格差が生じる。また、生産の場が移動した発展途上国側では、いつまでたっても賃金は上がらない(会社の一人勝ち、儲かっているはずなのに、自分達には分配されない)と摩擦が生じる。 ⇒まとめると、富が集中して、格差が広がるというのが、グローバル化が問題となる局面かなと思いました。 「グローバル化が進む中で私たちはどのようのに対応していけばよいか」 →う~ん、一人一人が生きていく力を育むとか?(個人レベルでは) 会社レベルでは、新聞とかでよく聞くのは、資源を得意分野に集中させて、効率を上げるとかですかね。。。?リスク分散はできないですけど。
お礼
グローバル化は 私たちたちにとって、どうにもできないことなのですかね?
- eeb33585
- ベストアンサー率18% (283/1495)
話の途中から割り込んだような形ですが、一言いわせてください 大学の課題(小論文)に回答する場合、 自分の考えを持つのが先で、ネットをいくら探しても最適な解は見つかりません 集めた資料を自分の頭で再構築する必要があるからです どんな偉い先生の考えをつぎはぎして小論文にしても、すぐ見破られます まず、 (1)グローバル化している世界の現状を認識する (好むと好まざるとに関わらず、そうなっているのはわかりますよね) (2)何故グローバル化していくのかの理由 (3)グローバル化による弊害は何か? ((1)(2)(3)全てに自分なりの答えを出す) それを、あなたが感じている文化的側面を切り口としてとらえた論調でまとめる それが、あなたがまとめた立派な小論文です
お礼
自分で考えるからこそ いい小論文ができる、、、 確かにそうだと思います。 でも、考えても考えても分からないのです。
せめてどの学部の、何という講義の中での課題なのかを教えてください。
お礼
私は、高校3年です。 大学が決まり、その後この課題が来たのです。
お礼
そうですよね。 ご指摘ありかとうございます。