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ガソリン価格の地方談合
地方に住んでいますが、各店で価格が全く同一で隣の地区へ行くと別価格で一定になります。隣接の地区とは、ガソリン需要、地理的要因も全く同じですが、5円以上の差があります。以前居た地方都市は、談合に入らない店は市内で営業できず、県境の峠でだけ営業していました。背後にはガソリン価格の談合があるのですが、なぜ建設等の談合は検挙されても、この手の談合は検挙される事がないのでしょうか? 不思議に思い投稿させて頂きましたので、アドバイスお願いいたします。
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>この手の談合は検挙される事がないのでしょうか? 談合があれば、当然、公正取引法によって検挙されます。ただし、談合しているという証拠があればということが前提です。「談合に入らない店は市内で営業できず、県境の峠でだけ営業していました。」ということですが、何か証拠がありますか。単なるウワサなら、検挙はできません。 地域で同じ値段だからといって談合しているとは限りません。例えば大型電気店は常に他店を監視して、他店よりも価格が上回らないように、つまり同じ値段になるように設定していますが、これは談合ではありません。 ガソリンスタンドでも同じで、他の店の看板を見て自分の店の値段を決めている可能性があるのです。よその店より高ければ、自分の店だけお客が来なくなりますから地域の価格に合わせざるを得ないのです。逆に極端に低い値段で販売すると、ダンピング(不当廉売)として、かえって法律違反になります。この結果、地域のガソリンスタンドがほぼ同じ値段になっているということがおきます。 以前は、ガソリンスタンドどうしが話し合って、値段を決めているということがあり、公取から告発されることがよくありました。このような反省から現在は表立っての談合は行われていないと思われます。談合しなくても、他店の看板を見て値段を合わせればいいわけですから。
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- kumap2010
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ガソリンというのは仕入れ価格が各社すべて一律なので、 「油槽所との距離」が最も価格に影響します。 その油槽所も各社使ってる所は一緒なので、同じ地域で同じぐらいの価格になるわけです。 >なぜ建設等の談合は検挙されても 談合の意味わかってます? 談合というのは競争入札において各社が組んで価格を釣り上げること。 各社が話し合いで価格を決めるのは不正競争防止法違反であって談合とは言いませんよ。 談合なら即違法なので検挙されますが、 他店の価格を見て価格を設定するのは違法ではありません。 「あの店は○円にしてるからうちも○円にしよう」 こうして値段が一緒になることは何の問題もない合法です。 違法になるのは直接話し合いをして値段を設定することだけ。
お礼
回答ありがとうございました。 油槽所に関しても、地理的に隣接地区と大差ないと思いますし、海岸近くに作ると思いますのでその点ではより近くて有利です。従って同じくらいの価格にならないと変だと思います。 談合の理解は曖昧ですが「各社が情報を交換し合って、じゃあこの価格以下に下げないようにしましょ」と合意する事と認識しています。そして、それ以下にしようとした会社に、不当に圧力をかけたりするというイメージです。その価格とは他の地区のガソリン価格より必ず高いので、談合であれば「不正に高い価格jを設定していると思います。 ポイントの「直接話し合いをしているかどうか」ですがそれは私にはわかりませんが、ある日を境に計ったように地区の端から端までガソリン価格が揃って変動するという状態を見ていると、最低連絡網での伝達がないと出来ないと思えます。距離による時差がないのですから・・・まあ伝統的に実質談合と思いますが、住んでいる人達は使わない訳にはいきません。自由競争ではないので、談合なんでしょうが・・・。