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「普通に」の使い方
最近「普通に」という言葉がよく聞かれますが、あまりよい使い方には思えません。 もちろんこの場合の「普通に」が、限定や特別な条件をつけなくても、という意味であるのは承知しているのですが。たとえば「村では美人」「このクラスでは美人」が限定だとすると、村やクラス以外の広く世間一般で比較しても美人という意味で「普通に美人」という表現が使われるのでしょうし、「素人が作ったのに美味しい」「小学生が作ったのに美味しい」が限定だとすると、料理人や大人が作ったのと比較してもという意味で「普通に美味しい」という表現が使われるのでしょう。 ですが元々「普通」とは、一般的、平凡、凡庸、平均、標準的、ありふれた、ポピュラー、特に変わっていない、見慣れた、あたりまえ、人並、十人並、という意味ですよね。だとすれば、「普通に美人」とか「普通に美味しい」という「普通」の使い方はおかしくはないですか。 美しさなら、美人、普通、不細工(失礼)だし、美味しさなら、美味しい、普通、不味い、というのが評価の段階ですから、美人とか美味しいの前に「普通」が付いたらむしろ判りにくくなると思うのですが。本当に美人なのか十人並なのか、それともどちらかといえば美人の範疇だかごくありふれた美人なのか、また美味しいのか平凡な味なのか、それとも美味しい方ではあるがよくある無難な味付けなのか、いつも疑問に思ってしまいます。 「普通に」以外にもっと「広く世間一般で比較しても」という意味での的確な言い方や言葉はないのでしょうか。
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- ゆのじ(@u-jk49)
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お礼
回答ありがとうございます。 「普通」という言葉の中に、わざとはっきりさせない「曖昧さ」をのこして当たり障りない表現にしているのかもしれませんね。 「普通」というのがどこまでなのか、人によっても解釈が違うでしょうから何事も穏便に済ませたい日本人の玉虫色の表現なのか、それとも狭い島国だからこその日本人の多様性やバランス感覚なのかもしれません。 ただこれからの国際化する世界の中で、どちらにも取れる表現がいつまで通用するか不安ではありますが。